銀山温泉といえば「大正ロマンの街並み」が真っ先に浮かびますよね。でも気になって調べてみたら、銀山温泉って街並みだけじゃなくて「宿そのものが非日常」なんですよ。隈研吾設計の和モダン旅館、東北唯一の半露天寝湯付き客室、オールインクルーシブで食べ放題飲み放題の宿……。こんなに個性的な宿が一か所に集まっているエリアは、なかなかないです。
友人の誕生日旅行で銀山温泉を計画していて、口コミを50件以上読んで徹底的に調べました。この記事では、「おこもり旅行」の目的地として銀山温泉を選ぶ理由と、本当におこもりできると感じた宿を4軒ご紹介します。
※ 料金は2026年6月時点の目安です。最新情報は各宿の公式サイト・楽天トラベルでご確認ください。
銀山温泉が「おこもり旅行」に向いている理由
正直、銀山温泉を調べる前は「ガス燈の写真を撮って帰る観光地」というイメージが強かったんです。でも実際に宿の情報を調べ始めると、「これはおこもり旅行の聖地じゃないか」と思い始めました。
まず、温泉街全体が大正ロマンの雰囲気に包まれていて、チェックインしてから外の世界を完全に忘れられます。木造3〜4階建ての旅館が銀山川沿いにずらりと並ぶ景色は、まるで時代劇のセット。現代の喧騒とは切り離された空間にいるだけで、非日常感が一気に高まります。
特に夕暮れ時のガス燈が灯る頃の雰囲気は格別です。口コミを読んでいると「この景色を見るだけで来てよかったと思った」という声が本当に多くて、それはつまり宿に着いてから外に出たくなるほど魅力的だということでもあります。
次に、銀山温泉の宿は全体的に室数が少ない小規模な旅館が多いです。旅館藤屋は全8室、他の宿も10〜20室規模が多く、大型ホテルのような混雑感がありません。「廊下ですれ違う人が少ない」「他のお客さんの声が聞こえない」という口コミが複数あり、おこもり感を求める旅行者にとっては好条件が揃っています。
さらに、銀山温泉の宿は部屋食文化が根付いていて、多くの宿で夕食を客室でいただけます。食事会場のタイムスケジュールを気にせず、自分たちのペースでゆっくり食べられるのは、おこもり旅行の醍醐味のひとつです。
アクセスはJR山形新幹線「大石田駅」からバスで約40分。東京から約3〜4時間で到着できます。2026年3月よりマイカー規制の完全事前予約制が終了し、よりアクセスしやすくなりました。
おこもり宿を選ぶ3つの軸(銀山温泉版)
銀山温泉でおこもり旅を実現するには、宿選びの軸を3つ持っておくといいと思います。
ひとつめは「貸切風呂・客室露天風呂があるか」。温泉街には公共の足湯や外湯もありますが、時間を気にせず好きなタイミングで入れる貸切風呂や客室露天風呂があることが「おこもり感」の核心です。
ふたつめは「部屋食が選べるか」。銀山温泉の宿は部屋食対応のところが多いですが、全プランが部屋食なのか、オプション選択なのかは要確認です。
みっつめは「室数の少なさ」。全8室の旅館藤屋のような小規模な宿は、他のお客さんの気配を感じにくく、プライベート感が格段に上がります。大型旅館と小規模旅館では「おこもり感」の質が全然違います。
今回紹介する4宿はすべてこの3軸のうち複数を満たしています。予算とこだわりポイントを照らし合わせて選んでみてください。
銀山温泉ならではのポイントとして、温泉街の立地も重要な選択基準になります。銀山川沿いの旅館は、客室からガス燈の灯る温泉街を眺められる「絵になる景色」が楽しめます。宿によって川寄りの部屋や山側の部屋など立地が異なるため、予約時に客室のロケーションも確認しておくとより満足度が高まります。「川に面した部屋を選んで大正解だった」という口コミが各宿で共通して見られるのが印象的でした。
また、銀山温泉の泉質は含硫黄のナトリウム塩化物・硫酸塩温泉で、肌をしっとりさせる効果があると言われています。「温泉に入った翌朝に肌がすべすべになった」という口コミが多く、スキンケア面でのメリットも期待できます。
【高級おこもり系】銀山温泉おすすめ宿2選
まずは「とことん贅沢したい」「記念日旅行にしたい」という方向けの2宿です。
銀山温泉 旅館藤屋
「え、この価格でこれ?」と思った宿ではないのですが、「なぜここまでこだわりが詰まっているのか」と感動した宿が旅館藤屋です。全8室という小ぶりな規模に、建築家・隈研吾氏が手がけた和モダンな空間が広がっています。
最も目を引くのが、ステンドグラス作家による幅15m×高さ2.7mの大ステンドグラス。銀山川に面した全室から温泉街の景色を楽しめながら、宿の内部は現代アートのような洗練された雰囲気に包まれています。大正ロマンな外の景色と、研ぎ澄まされたインテリアのギャップが絶妙なんです。
「おこもり」という点で特筆すべきは、5つの貸切風呂です。檜・石・地下・ヒバ・竹とそれぞれ異なる素材で作られた貸切風呂が24時間利用可能。「どのお風呂に入ろうか」と考えるだけで楽しくなります。食事は全食部屋食で、山形の地場食材を使った懐石料理をお部屋でいただけます。
こんな方に向いています。「宿のデザインにこだわりたい」「貸切風呂を独占したい」「部屋食でゆっくり食べたい」という方に最適です。
銀山温泉 仙峡の宿 銀山荘
「半露天寝湯付き客室」という言葉を初めて聞いたとき、思わず「それどういうこと?」と調べ直しました。仙峡の宿 銀山荘には、東北で唯一この「半露天寝湯付き客室」が存在します。
青森ヒバ製の2人用の寝湯は、横になりながら温泉に浸かれるという特別な体験ができる形式です。銀山川を見下ろしながら、寝転んで温泉に入る……という体験は、一度やったら忘れられないと思います。口コミでも「この客室を選んで本当によかった」という声が多く、リピーターも多い宿です。
客室露天風呂とは異なる立湯・寝湯・大露天風呂も銀山温泉随一の広さを誇り、大浴場でのんびりするのも、客室の寝湯でのんびりするのも、どちらも贅沢な選択肢です。食事は山形の旬食材を使った季節の懐石料理。春の山菜、夏の冷涼な高原野菜、秋のきのこ・紅葉牛……季節によって全然違う味が楽しめます。
こんな方に向いています。「誰も体験していない特別な温泉入浴体験をしたい」「景色を眺めながら温泉でのんびりしたい」という方に向いています。
【おこもり新スタイル】本館古勢起屋のオールインクルーシブ
「財布を出す必要なく、食べて飲んで温泉に入って……を好きなだけ繰り返す」という旅行スタイルに憧れている方に、ぜひ知ってほしいのが本館古勢起屋です。
2022年7月にオープンしたこの宿は、銀山温泉では数少ないオールインクルーシブ(食事・ドリンク込み)の旅館です。宿泊料金の中に食事と飲み物がすべて含まれているので、「あれを頼んだらいくら追加になるんだろう」と気にせず過ごせます。「50件中48件が同じことを言ってる。これは本物。」と思ったのが、「財布を出さなくていい安心感で、いつもより食事が楽しめた」という声です。お酒が好きな方でも、食後のデザートを追加したい方でも、追加料金なしで好きなだけ楽しめるのは、おこもり旅行の解放感をぐっと高めてくれます。
建物は大正時代の建築美を守りながら、レトロモダンにリノベーションされています。「昔ながらの温泉街の宿に泊まっているのに、サービスや食事の質は現代的」というバランスが口コミで高評価を受けています。
銀山温泉の温泉街にある2つの食事処「野川亭」と「湯けむり食堂しろがね」での食事もオールインクルーシブに含まれており、温泉街の雰囲気を楽しみながらご飯を食べるという体験もできます。
こんな方に向いています。「追加料金を気にせずに食べたいものを食べたい」「新しいスタイルの旅館体験をしてみたい」という方に最適です。
銀山温泉おこもり旅をより楽しむコツ
せっかく銀山温泉におこもり旅行するなら、タイミングやプランの選び方でもっと楽しめます。
まず予約のタイミングについてです。銀山温泉の旅館は室数が少ないため、希望日での予約が取りにくいことがあります。特に旅館藤屋のような全8室の宿は、繁忙期(紅葉・冬の雪景色シーズン)は2〜3ヶ月前からほぼ埋まります。楽天トラベルで空き状況を確認して、見つけたらすぐ予約するクセをつけておくのがおすすめです。
次に、季節のおすすめですが、個人的には冬が最も銀山温泉らしいと感じます。雪景色の中に浮かぶガス燈の光、雪見露天風呂でのんびりする体験は、他の季節にはない特別なものです。一方で、紅葉シーズンの秋も渓谷の色づきが美しく人気が高い時期です。
チェックイン後は夕暮れ時(17〜18時ごろ)に15〜20分だけ外の温泉街を散策するのがおすすめです。ガス燈が灯り始める時間帯の銀山温泉は特に美しく、夕食前のちょっとした散歩が旅の思い出になります。これはおこもり旅行でも「街の空気を楽しむ」という贅沢な時間です。
最後に、楽天トラベルのポイントアップや期間限定クーポンを活用することで、高級旅館でも実質的な宿泊費を抑えられることがあります。銀山温泉の宿は1泊あたりの料金が高めなので、少しでもお得に予約できると嬉しいですよね。楽天カードとの組み合わせでポイント還元率が上がる時期を狙うのがおすすめです。
銀山温泉 古勢起屋別館で味わう「大正の宿」体験
本館古勢起屋の紹介に続いて、同じ古勢起屋グループの別館もご紹介しておきます。古勢起屋別館(施設番号: 111235)は、2022年にオープンした本館とは対照的に、大正時代の建築の風情をより色濃く残した宿です。
歴史的建造物の趣を感じながら泊まりたい方、「宿の内装がモダンすぎず、昔ながらの温泉旅館らしさが好き」という方には、本館より別館の方が合うかもしれません。銀山温泉の街並みと建物の雰囲気が一体化しているような感覚で泊まれる宿です。
価格帯は本館と比べると比較的リーズナブルなプランも選べるため、「初めての銀山温泉、まずは雰囲気を楽しみたい」という方の入口としておすすめしやすい宿です。銀山温泉独特の乳白色の温泉に浸かりながら、大正ロマンの世界に没入する体験は、別館でも十分に味わえます。
口コミでは「昔ながらの旅館の雰囲気が好きな人には最高」「銀山温泉の世界観に浸れる」という声が目立ちます。温泉街の散策を楽しんでから宿に戻り、のんびり湯に浸かって過ごす——そんなシンプルなおこもり旅行を実現したい方に向いています。
まとめ|銀山温泉のおこもり宿4選を比較
今回ご紹介した4宿をざっくりまとめておきます。
旅館藤屋(68602)…隈研吾設計の和モダン×全8室×5つの貸切風呂(24時間)×全食部屋食。宿のデザイン・貸切風呂重視の方に。
仙峡の宿 銀山荘(111234)…東北唯一の半露天寝湯付き客室×銀山温泉随一の大露天風呂×季節の懐石。特別な入浴体験を求める方に。
本館古勢起屋(184539)…オールインクルーシブ(食事・ドリンク込み)×2022年新規開業×温泉街食事処での食事も含む。追加料金なしの自由なおこもりを求める方に。
銀山温泉 古勢起屋別館(111235)…本館の歴史的建造物としての風情を残した別館。比較的リーズナブルに大正ロマンのおこもりを体験したい方に。
銀山温泉のおこもり旅行は、「街を歩かなくても宿の中で完結できる」という点が他のエリアと違う大きな魅力です。宿から外を見るだけで大正ロマンの絶景が広がっているのですから、本当に外に出る必要がないんですよね。
楽天トラベルで最新のプラン・料金・空き状況をチェックして、素敵な銀山温泉おこもり旅を実現させてください。
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