道後温泉に対して「歴史ある温泉街」というイメージしかなかったのだが、調べてみると、フォトジェニックなアートと絶景が点在する、女子旅に最高な場所になっていた。2026年には飛鳥乃湯泉に蜷川実花プロデュースの花と和傘の幻想的な空間が登場し、そこに宿のレベルの高さが加わると「これは行くしかない」という気持ちになった。
「道後温泉本館は混んでそう」「旅館というより和ホテルっぽいイメージ」という印象を持っている人もいるかもしれないけれど、実際には源泉かけ流しの客室貸切風呂がある贅沢な隠れ家宿から、映えるコンセプトルームを持つホテル、屋上露天風呂から道後の夜景を見渡せる旅館まで、女子旅の好みに合わせた選択肢が揃っている。
今回は「絶景」と「映え」をキーワードに道後温泉の宿を3軒厳選した。観光スポット情報もあわせてまとめているので、1泊2日の道後旅行の計画に役立ててほしい。料金・プランは変動するので、最新情報は各宿・楽天トラベルでご確認を。
道後温泉で「絶景宿」を選ぶ視点
「絶景」といっても方向性は宿によって全く異なる。景色の絶景もあれば、内装・設備の美しさという意味での絶景もある。道後温泉での宿選びは、「どの種類の絶景に感動したいか」で選ぶのがポイント。
夜景・温泉からの眺め重視なら高層階の屋上露天風呂
道後温泉の街並みを温泉に浸かりながら眺めるなら、屋上や高層階に露天風呂を持つ宿を選びたい。道後は平地に広がる温泉街なので、高さがあるほど遠くの山並みや松山平野を見渡せる。昼間の景色も良いが、特に夜は道後温泉本館のライトアップが見えて幻想的な雰囲気になる。
花ゆづきの屋上露天風呂「花の湯」「月の湯」はまさにこの体験ができる施設で、道後温泉本館まで徒歩1分という近さもあいまって「温泉のはしご」という贅沢もできる。
源泉かけ流しのプライベート空間が好きなら離れ・専用風呂
「大浴場より少人数でしっぽりと」という女子旅なら、客室に専用の風呂が付いた宿が向いている。道後温泉の湯は日本最古の歴史を持つ名湯で、その源泉かけ流しをプライベート空間で楽しめるのは贅沢の極み。葛城 琴の庭は全室に源泉かけ流しの内湯・露天風呂が付いており、24時間いつでも好きな時間に入れる。
映えるコンセプトルーム・インスタ空間が目当てなら
宿のデザイン性・フォトジェニックさを最優先にするなら、コンセプトルームを持つホテルが正解。道後プリンスホテルは蜷川実花プロデュースの「TSUBAKI」ルームをはじめ、個性的なコンセプトルームが複数あり、客室自体がフォトスポットになっている。「宿で撮れる写真が旅の思い出の半分」という価値観の人に刺さる宿。
源泉かけ流しの客室風呂が贅沢:葛城 琴の庭
道後温泉で「本物の温泉体験」を求めるなら、葛城 琴の庭が別格の存在感を持つ。道後温泉本館のすぐそばに位置し、全客室に道後温泉の「生湯(なまゆ)」、つまり源泉から直接引いた非加熱・非加水の温泉を引き込んだ専用風呂が付いている。
全室源泉かけ流し付き客室の非日常空間
葛城 琴の庭の客室風呂は、道後温泉の源泉をそのまま引いた「生湯」仕様。加熱や加水をしていない本物の温泉を、プライベートな浴槽で楽しめるというのは国内でも珍しいレベルの贅沢。客室は日本庭園を望む設計で、「萌黄」などの客室では石造りの露天風呂に浸かりながら中庭の緑を眺めることができる。
2人でのんびり過ごしたい女子旅に、この「いつでも源泉に入れる客室」は最高にハマる環境。夜中に目が覚めても、明け方でも、思い立ったときに温泉に入れるというのは大きな宿の価値。口コミでも「お湯の質が全然違う」「泊まってよかった宿の中で上位」という声が多い。
道後温泉本館・飛鳥乃湯泉への好アクセス
葛城 琴の庭は道後温泉本館のすぐそばに位置し、徒歩圏内で道後温泉本館・飛鳥乃湯泉への湯めぐりが楽しめる。2026年春には飛鳥乃湯泉の中庭に蜷川実花プロデュースの花と和傘の幻想的なアート空間が誕生し、温泉に入りながらアートを楽しめる唯一無二の体験になっている。宿に戻って自分の専用風呂で二次温泉をという流れが作れるのが、この立地の強み。最新の料金・プランは楽天トラベルでご確認ください。
屋上露天風呂と色浴衣が女子旅の定番:道後温泉 花ゆづき
道後温泉 花ゆづきは、道後温泉本館まで徒歩1分という抜群の立地と、屋上の開放的な露天風呂が女子旅に評判の旅館。口コミ総合評価4.11(楽天トラベル、1200件以上)で、アクセスの評価が4.81と飛び抜けて高い。
屋上「花の湯」「月の湯」からの道後の夜景
花ゆづきの最大の魅力が、屋上に設けられた露天風呂「花の湯」「月の湯」からの眺め。夜の道後の街明かりと、ライトアップされた道後温泉本館の木造建築が視界に入る温泉体験は、道後でしか味わえないもの。営業時間は15時〜23時と6時〜9時半(2026年6月時点、最新情報は要確認)で、ゆったりと夕景から夜景に変わる時間帯に入浴するのがおすすめ。
10階には専用の貸切風呂があり(別料金)、プライベートで眺めを独占したいカップルや友達同士に向いた選択肢もある。みかんを使った地元食材の朝食も評判で、「愛媛に来た」感を食事でも強化してくれる。
色浴衣を選んで道後の街を歩く楽しさ
花ゆづきでは色浴衣が選べる女子旅プランが人気。お気に入りの浴衣を選んで道後温泉の商店街をそぞろ歩きする体験は、インスタ映え間違いなしの女子旅の定番コース。色鮮やかな浴衣と歴史的な温泉街の背景は、何枚写真を撮っても飽きない組み合わせ。
夕方から浴衣に着替えて道後温泉本館前で写真を撮り、アーケード商店街を散策しながら坊っちゃん団子を食べる——このルーティンが道後女子旅の黄金パターン。「愛媛らしさ」を全身で体感できる過ごし方ができる宿。
映えるコンセプトルームで宿泊体験が主役に:道後プリンスホテル
道後プリンスホテルは、館内のコンセプトルームと8種類の湯めぐりができる大浴場が特徴。観光でも宿でも写真映えを追求したい女子旅グループに向いているホテル。
蜷川実花プロデュース「TSUBAKI」など映えるコンセプトルーム
道後プリンスホテルのコンセプトルームは個性的で、写真家・蜷川実花がプロデュースした「TSUBAKI」は壁一面に椿のアートが展開する部屋。「スケッチルーム」はまるで絵画の中に迷い込んだような不思議な空間で、どの部屋も宿泊するだけでSNSに投稿したくなるフォトジェニックさ。
「部屋で撮れる写真のクオリティが旅の思い出を左右する」という感覚を持つ人には、ここを選んだ理由が明確に伝わると思う。コンセプトルームは人気のため、希望の部屋は早めの予約が必須。
8種類のお風呂で湯めぐりを楽しむ
道後プリンスホテルのもう一つの特徴が、庭園露天風呂「ゆのね」をはじめとする8種類のお風呂。寝湯・壺湯・岩風呂など異なるスタイルの湯を友達と「次はあっちに入ろう」とはしごする楽しさがある。夜と翌朝で入れ替わることが多く、2回の入浴で合計16種類の体験ができる計算になる。
「大浴場でも映え体験がしたい」という場合は、庭園を眺めながらの露天風呂で友達と並んで浸かる写真が撮れる。温泉の質も道後温泉の本物の湯を使用しており、「コンセプトルームに泊まってお風呂もしっかり楽しめた」という評価が口コミに多い。最新の料金・プランは楽天トラベルでご確認ください。
女子旅で歩きたい道後温泉のフォトジェニックスポット
宿の外にも、道後温泉エリアには歩いて巡れる映えスポットが点在している。半日あれば主要スポットを十分に回れる密度の高さが道後の魅力。
道後温泉本館と飛鳥乃湯泉:昼も夜も絵になる建築
道後温泉本館は1894年に建てられた木造建築で、国の重要文化財に指定されている。ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルのひとつとされることでも有名で、その外観は「ここにはいつか来なきゃ」と思わせる存在感がある。昼間の古建築の美しさも、夜のライトアップで浮かび上がる幻想的な姿も、どちらも必ず写真に収めてほしい。
隣接する飛鳥乃湯泉は道後温泉の新しい公衆浴場で、2026年春には中庭に蜷川実花プロデュースの和傘と花が広がるアートインスタレーションが登場。温泉に入りながら美しいアートを体感できる、道後でしかできない体験になっている。最新の営業状況は公式サイトでご確認ください。
伊佐爾波神社:135段の石段を登った先の絶景
道後温泉から歩いて行ける伊佐爾波神社は、135段の石段を登りきると眼下に松山平野が広がる絶景パワースポット。朱塗りの楼門と石段の組み合わせは、「まさに絵になる」という表現がぴったり。石段を登り切ったところからの見晴らしは、道後温泉エリアで最も高い視点からの景色で、晴れた日には遠くの山並みまで見渡せる。
縁結びのご利益があるとされる神社で、友達同士で来ると「良い縁に恵まれる」ということで女子旅にも人気のスポット。石段を登るのは少し体力がいるけれど、その分達成感と絶景があるので後悔しない。
圓満寺のカラフルなお結び玉と道後商店街スイーツ
圓満寺は境内に色とりどりの「お結び玉」が結ばれた小さなお寺で、道後温泉の湯玉をモチーフにした色鮮やかな授与品がフォトジェニックスポットとして話題。「縁を結ぶ」という意味を持つスポットなので、友達と一緒に参拝して写真を撮るのが最近の女子旅の定番になっている。境内全体がパステルカラーのお結び玉で彩られていて、一見するとスイーツ屋のディスプレイかと思うほど可愛い空間になっている。
その後は道後温泉のアーケード商店街へ。坊っちゃん団子(3色の串だんご)、道後プリン、みかん関連のスイーツが並んでいて、食べ歩きしながら写真を撮ると楽しい。みかん関連は愛媛らしい土産としても人気で、みかんジュースの飲み比べができる場所もある。松山でしか買えない「タルトまんじゅう」や「母恵夢(ポエム)」なども、商店街のお土産ショップで見つかるので帰り際に立ち寄る価値がある。
道後女子旅Q&A:よくある疑問に答えます
道後温泉が初めての友達から「何を着ていけばいい?」「アクセスは?」という質問が多かったので、まとめておく。
道後温泉へのアクセス(松山から)
愛媛県松山市の中心部から道後温泉へは、松山市内電車(路面電車)が便利。松山市駅からは約20分、松山駅前(JR)からは約27分で道後温泉駅に到着する。路面電車は1日乗車券(2026年6月時点の料金は要確認)が観光客に便利で、市内観光との組み合わせで使いやすい。松山空港からはタクシーで約30分が目安。
道後温泉エリア自体は徒歩で十分回れるコンパクトなエリアなので、宿にチェックインしたら車なしで観光が完結しやすいのが嬉しいポイント。楽天トラベルで宿を検索すると、道後温泉本館からの距離も確認できて便利。
持ち物・服装について
道後温泉は街歩きと温泉を行き来する観光スタイルなので、歩きやすい靴が必須。石畳や石段が多いエリアなので、ヒールは避けたほうが安心。宿で浴衣や色浴衣が借りられる場合も多いが、プランによって異なるため事前確認を。
道後温泉の泉質はアルカリ性単純泉で、刺激が少なく敏感肌にも優しいとされる。入浴後はしっかり保湿するのがおすすめ。特に乾燥が気になる秋〜冬の旅行では、化粧水や保湿クリームを多めに持参すると安心。
まとめ
道後温泉の絶景宿は、方向性が全く異なる3軒が揃っていた。源泉かけ流しのプライベート風呂と日本庭園の絶景なら葛城 琴の庭、屋上露天風呂からの夜景と色浴衣体験なら花ゆづき、フォトジェニックなコンセプトルームと湯めぐりなら道後プリンスホテルという選び方になる。
道後温泉は歴史的な建築・アート・温泉・グルメが徒歩圏内に集まる、コンパクトだが中身の濃い旅先。1泊2日で行って「もう少し泊まりたかった」と言いたくなる旅先のひとつだと思う。温泉・写真・スイーツと欲張った旅にしたい女子旅にぴったり。
気になる宿は早めに予約を。特に道後プリンスホテルのコンセプトルームや葛城 琴の庭の人気部屋は埋まりやすい。関連記事








