今治に温泉があること、知っていましたか。しまなみ海道の起点として知られる愛媛県今治市には、「鈍川温泉」と「湯ノ浦温泉」というふたつの温泉地があります。これを知ったとき、正直ちょっと驚きました。サイクリングと今治タオルのイメージが強くて、温泉のことはぜんぜん意識していなかったんですよね。

しかも、ただ温泉があるだけでなく、貸切風呂で湯を独り占めできる宿が複数あります。しまなみ海道をサイクリングした疲れを、誰にも気を遣わず貸切の湯でゆっくり癒せる——この組み合わせがじつは最高だと思っています。カップルや夫婦の旅、友人とのゆっくり旅にも向いています。

この記事では、今治の温泉で貸切風呂を楽しめる宿を5軒紹介します。温泉の特徴や宿の個性の違いも説明するので、自分たちのスタイルに合った宿を選ぶ参考にしてみてください。料金や予約情報は2026年7月時点のものですが、変動しますので最新情報は楽天トラベルで確認をお願いします。

今治の温泉「鈍川温泉」と「湯ノ浦温泉」の違いを知ろう

今治市には性格のまったく違うふたつの温泉地があります。選ぶ宿の雰囲気が大きく変わるので、先に特徴を把握しておくのがおすすめです。

奈良時代から続く山あいの名湯「鈍川温泉」

鈍川温泉は今治市の山間部、玉川町の渓流沿いに旅館が並ぶ温泉地です。奈良時代から知られる古湯で、江戸時代には今治藩の湯治場として栄えました。泉質はアルカリ性単純冷鉱泉で、ラドンを多く含む美肌の湯として知られています。

湯上がりの肌がつるつるになると評判で「美肌の湯」と呼ばれており、温泉そのものの質を求める人には特に向いています。山里の旅館ならではの素朴な雰囲気があり、春の桜・秋の紅葉の季節は景色も格別です。渓流のせせらぎを聞きながら湯につかれる宿もあります。

市街地からは車で30〜40分ほど。今治城観光やしまなみ海道から帰る途中に寄るにはやや遠めですが、「山里の温泉でゆっくりしたい」という人には鈍川が断然おすすめです。

瀬戸内海を望む国民保養温泉「湯ノ浦温泉」

湯ノ浦温泉は今治市の臨海部、瀬戸内海を眺めながら入れる温泉地です。国民保養温泉地に指定されており、神経系や皮膚疾患への効果が認められています。今治湯ノ浦ICから車で3分ほどと、アクセスが良いのが最大のメリット。

市街地・しまなみ海道からも比較的近く、今治観光の後に宿泊する拠点として使いやすい立地です。瀬戸内海の島々が連なる眺望を望める宿があり、瀬戸内らしい景色を楽しみながら湯に浸かれます。

山の温泉か海の温泉か——それが今治の温泉地選びの出発点になります。どちらも楽天トラベルで検索できます。

瀬戸内海を一望する高層ホテルの温泉【今治国際ホテル】

今治市の中心部にあり、瀬戸内海の絶景を楽しめることで知られるのが今治国際ホテルです。地上23階建ての高層ホテルで、客室や温泉施設からは刻々と変わる瀬戸内の海と島の景色を楽しめます。温泉はもちろん、食事・設備の充実ぶりでも今治随一のホテルとして知られています。

温泉大浴場と露天風呂で瀬戸内の絶景を楽しむ

今治国際ホテルの温泉施設「ゆゆクラブ」は3階に設けられており、大浴場と露天風呂から瀬戸内の景色を眺めながら入浴できます。温泉は今治温泉を引湯しており、神経系への効果が期待できる泉質。広い大浴場でゆっくり体を伸ばした後、露天風呂から海を眺める時間は、忙しい日常を忘れさせてくれます。

貸切で利用できる家族風呂も備えており、カップルや家族でプライベートな温泉時間を持てます。大浴場では他の宿泊客と空間を共有することになりますが、家族風呂なら気を遣わずふたりだけの時間を過ごせます。しまなみ海道観光や今治城見学の後に、疲れた体をゆっくり癒せる環境が整っています。

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7つのレストランと今治グルメを楽しむ

今治国際ホテルのもうひとつの大きな魅力は、食事の充実ぶりです。和食・フランス料理・中国料理・鉄板焼きなど7つのレストラン&バーが揃っており、どの食事スタイルにも対応できます。今治は「今治焼き鳥」と「今治ラーメン」が名物で、地元の食文化を生かしたメニューも提供されています。朝食はビュッフェスタイルで和洋約20種類が並び、地場の食材がたっぷり使われています。

アクセスはJR今治駅から徒歩約10分。しまなみ海道の起点である来島海峡大橋の展望台にも近く、観光拠点として非常に使いやすい立地です。市街地のホテルに泊まりながら温泉と海の景色を楽しみたいという人に最もおすすめの宿です。

奈良時代から続く美肌の湯で癒される宿【門田旅館】(鈍川温泉)

今治の山あいに湧く鈍川温泉で、地元の人が足繁く通う宿として知られるのが門田旅館です。全7室のこじんまりとした旅館で、ガヤガヤした観光地の宿とは対極にある静けさが魅力。渓流のほとりでゆっくりした時間を過ごしたい人に向いています。

プライベートな湯時間が楽しめる貸切風呂

門田旅館には貸切で利用できる浴室があり、カップルやふたり旅で気を遣わずに温泉を楽しめます。鈍川温泉の泉質はアルカリ性単純冷鉱泉で、ラドンを豊富に含む美肌効果で知られる湯。入浴するたびに「ぬるぬる」とした独特の感触があり、湯上がり後の肌のしっとり感が実感できます。

渓流のせせらぎが聞こえる環境の中で、お風呂からのんびりと自然を眺めながら過ごす時間は、都会では絶対に体験できない贅沢さ。「温泉に浸かることだけを目的にしてここに来た」という口コミが多く、温泉そのものの質で選ぶなら鈍川温泉は非常に魅力的な選択肢です。

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山里の食材を生かしたイノブタ鍋と素朴な料理

門田旅館の夕食は、山里の食材を生かした素朴な料理が中心。名物は地元産のイノブタ(イノシシと豚の交配種)を使った鍋料理で、深みのあるだし汁と肉の旨味が、温泉で温まった体にじんわり染みわたります。都会では食べられない山里ならではの食体験が、旅の記憶として残ります。

「料理が素朴で懐かしい味がした」「スタッフが温かくて、また来たくなった」という口コミが印象的でした。大きな旅館にはないアットホームな雰囲気が、リピーターを生む理由になっているようです。

高ラドン泉の美肌効果で知られる老舗【鈍川温泉 皆楽荘】

鈍川温泉の温泉旅館として、門田旅館と並んで地元でよく知られているのが皆楽荘です。「みんなが楽しめる場所」という名前の通り、落ち着いた雰囲気で幅広い世代に愛されている宿です。美肌の湯としての評判が高く、特に女性のリピーターが多い傾向があります。

高ラドン含有の美肌温泉と貸切風呂の組み合わせ

皆楽荘の温泉は鈍川温泉の中でも特にラドン含有量が高いと言われており、湯に浸かると皮膚への刺激が心地よく、血行促進と美肌効果が感じられます。「何回か来るたびに肌の調子が良くなった」という口コミもあり、温泉療法的な楽しみ方をしているリピーターが多いようです。

貸切風呂も利用でき、大浴場での湯めぐりと組み合わせると、鈍川温泉の泉質を存分に堪能できます。渓流沿いの静かな環境で、温泉につかりながら川のせせらぎを聞く——シンプルだけど、これが旅館で温泉を楽しむことの本質だと思います。

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春の桜・秋の紅葉が彩る渓流沿いの絶景

皆楽荘の魅力として見逃せないのが、四季折々の自然景観です。春には旅館周辺の渓流沿いに桜が咲き、秋には紅葉が山を彩ります。温泉だけが目的でなくても、季節の景色を楽しみながらゆったり過ごせる場所として、「旅館での一日」を満喫できます。

今治市街地から車で30〜40分かかるため、1泊して朝の静かな渓流の空気を吸いながらもう一度温泉に入る——そういう過ごし方がこの宿の醍醐味です。

2024年開業の新しさと展望大浴場が魅力【しまなみプライムホテル今治】

2024年3月に新規オープンしたばかりのしまなみプライムホテル今治は、JR今治駅から徒歩5分というアクセスの良さと、最上階の展望大浴場・サウナが人気を集めています。温泉旅館の雰囲気ではなく、スタイリッシュなシティホテルとして「しまなみ海道の玄関口」にふさわしい存在感があります。

最上階の展望大浴場とサウナで体をほぐす

しまなみプライムホテル今治の最大の魅力は、最上階に設けられた展望大浴場とサウナです。高い位置から今治市街や瀬戸内海を望みながら入浴できる環境は、開放感が抜群。サイクリングや観光で動き回った後に、この展望大浴場でゆっくり体を伸ばすと、疲れがリセットされる感覚があります。

大浴場に加えてサウナも完備されており、サウナー(サウナ好き)の間でも話題になっています。サウナと水風呂を繰り返す「ととのう」体験を、今治観光と組み合わせるプランも人気があります。チェックインからチェックアウトまで利用できる時間帯も長く、朝風呂を楽しめるのも嬉しいポイント。

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ウェルカムバーと朝食ビュッフェで旅の満足度アップ

しまなみプライムホテル今治のもうひとつのポイントは、チェックイン後に利用できるウェルカムバーです。アルコール・ソフトドリンクが無料で楽しめるラウンジがあり、「しまなみ海道サイクリングの後の一杯」が旅の締めに最高だという声があります。

朝食は今治の地元野菜や食材を使ったビュッフェスタイルで、今治の食文化を手軽に楽しめます。シモンズ製ベッドの寝心地も評判がよく、アクティブな観光の疲れをしっかり回復できる宿です。

瀬戸内の眺望と貸切風呂が揃う温泉宿【湯ノ浦温泉 汐の丸】

湯ノ浦温泉の中でも、瀬戸内海の眺望と貸切風呂の両方を楽しめる宿として知られるのが汐の丸です。「瀬戸内の水軍浪漫をたどる宿」というコンセプトの通り、海と歴史の雰囲気を大切にした旅館です。2025年に貸切風呂をリニューアルし、より快適に利用できるようになっています。

海を望む貸切風呂でプライベートな湯時間

汐の丸の貸切風呂は、2025年のリニューアルで設備が新しくなっており、清潔感のある空間でゆっくり湯につかれます。湯ノ浦温泉の泉質は神経系への効果で知られており、じっくり浸かると体の芯から温まる感覚があります。

貸切で使えるため、パートナーとふたりでゆっくり話しながら入れるのがこの宿の大きな魅力。「大浴場だと時間や他のお客さんを気にしてしまう」という人には、貸切風呂のある宿を選ぶことを強くおすすめします。今治観光やしまなみ海道サイクリングの後に、ふたりだけの湯時間を過ごす——こういう旅の締め方が汐の丸では叶います。

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今治の食材を使った郷土料理と瀬戸内の風情

汐の丸の食事は、瀬戸内海や今治の食材を活かした料理が中心です。瀬戸内の海の幸を使った会席は、海の見える温泉地ならではの贅沢さがあります。夕食後に貸切風呂でゆっくりし、翌朝は瀬戸内の景色とともに朝食を味わう——この流れが汐の丸での理想的な過ごし方です。

今治湯ノ浦ICから車で3分と、アクセスも良好。松山・広島方面からの道中に立ち寄るにも便利な立地で、今治観光の宿泊拠点として計画しやすい宿です。

今治の温泉宿を選ぶときのポイント

今治の温泉は「山の温泉(鈍川)か海の温泉(湯ノ浦)か」「旅館か市街地ホテルか」という軸で選ぶのがわかりやすいです。旅のスタイルに合わせて選んでみてください。

しまなみ海道観光と温泉を組み合わせるなら

しまなみ海道のサイクリングや観光を楽しんだ後に温泉でゆっくりするなら、今治市街地に近い宿が便利です。今治国際ホテル・しまなみプライムホテル今治は市街地のホテルで、観光後にすぐ宿に戻れる立地。湯ノ浦温泉の汐の丸もアクセスが良く、今治ICから近い点が使いやすいです。

逆に「温泉が主目的で、静かにゆっくりしたい」という場合は、山あいの鈍川温泉がおすすめです。市街地から少し離れますが、その分静かで、温泉の泉質も評判が高い。観光はほどほどにして、温泉三昧の旅にするなら鈍川温泉の宿を選んでみてください。

貸切風呂の予約タイミングと注意点

貸切風呂がある宿では、チェックイン後に先着で時間帯を予約するケースが多いです。人気の時間帯(夕食前・夕食後)は早く埋まるので、チェックインしたらすぐに確認するのがポイント。事前に「貸切風呂の空き状況」を電話やチェックイン時に確認する習慣をつけると安心です。

また、鈍川温泉は市街地から車で30〜40分かかるため、公共交通機関で今治に来る場合は、鈍川温泉行きのバスの時刻や旅館の送迎有無を事前に確認してください。最新の交通情報・送迎情報は各旅館の公式サイトまたは楽天トラベルでご確認ください。

まとめ:今治の温泉と貸切風呂で過ごす旅

今治には、山あいの鈍川温泉と海沿いの湯ノ浦温泉というふたつの温泉地があり、それぞれに個性があります。この記事で紹介した5軒は、貸切風呂でゆっくり過ごせる宿を中心に選びました。

しまなみ海道観光後に市街地で温泉を楽しむなら今治国際ホテルか新しいしまなみプライムホテル今治、瀬戸内の眺望と貸切風呂を楽しみたいなら湯ノ浦温泉の汐の丸、山里の温泉でゆっくりしたいなら鈍川温泉の門田旅館か皆楽荘が向いています。今治という意外な温泉地で、自分だけの湯時間を楽しんでみてください。

最新の空き状況・料金は変動しますので、楽天トラベルで必ずご確認ください。素敵な今治旅になりますように♨️