宮島観光でランチをどこで食べるか、これは正直かなり悩みます。牡蠣と穴子という二大名物があることは知っているけど、どの店が良くて、どのくらい並ぶのか、予算はどのくらいなのか。口コミを調べ始めると情報量が多すぎて混乱した、という方も多いのではないでしょうか。
宮島(廿日市市)は厳島神社を中心とした世界遺産の島で、フェリーで本土(宮島口)から10分でアクセスできます。観光客が多い分、ランチのお店も充実していますが、人気店は正午前後に大行列になることも。調べれば調べるほど「結局どこがいいの?」という疑問が生まれます。
この記事では、宮島でのランチにぴったりなお店を牡蠣・穴子・食べ歩き・カフェという4ジャンルに分けて詳しく解説します。混雑の状況・予算の目安・予約できるかどうかという実用的な情報も合わせてお伝えします。
宮島ランチを楽しむ前に知っておきたいこと
宮島でのランチを効率よく楽しむために、事前に知っておくと助かる情報を整理しました。知っているかどうかで、旅のストレスがぐっと変わってきます。
宮島のランチタイムは、11時半から13時半ごろが最も混雑します。土日祝日は特に激しく、人気の「牡蠣屋」や穴子飯店の前には正午前から30分〜1時間以上の行列ができることがあります。個人的に口コミを読んで驚いたのは、「11時に着いても既に満席」というケースがいくつも報告されていた点です。行列が苦手な方は10時半〜11時に島に到着してランチ先行を狙う、または14時以降を狙う作戦が有効です。
予算の目安については、ランチの相場はだいたい1,500円〜2,500円程度。牡蠣フライ定食・穴子飯定食ともに1,500〜2,000円台が多く、食べ歩きグルメは一品200〜500円程度です。宮島口のフェリー代(往復約360円・2026年6月時点)もランチ予算に含めて計算しておくとよいです。
島内の移動については、フェリー桟橋から厳島神社・表参道商店街までは徒歩5〜10分です。ランチスポットのほとんどはこのエリアに集中しており、歩いて回れる範囲にあります。
宮島ランチの鉄則は「早めの行動」。土日祝日は11時には島に入り、12時前にランチを確保するのがおすすめ。平日か混雑時期を外せると、よりゆっくり食べられます。
【牡蠣】宮島ランチの王道|牡蠣専門店でかきを堪能する
宮島産の牡蠣は「海のミルク」と呼ばれ、濃厚な旨味と大粒なのが特徴です。広島県は全国の牡蠣生産量の約60%を占める産地であり、宮島はその中でも特に質の高い牡蠣が取れる場所として知られています。
牡蠣ランチの代名詞的存在が「牡蠣屋」です。表参道商店街の中ほどにあり、白い提灯が目印。宮島で唯一の牡蠣料理専門店として知られており、店頭で焼き牡蠣をその場で焼いています。「牡蠣屋定食」は焼き牡蠣・牡蠣フライ・牡蠣ご飯・牡蠣の味噌汁・小鉢などがセットになって2,000円前後(2026年6月時点)で楽しめます。口コミでは「この値段でこれだけ食べられるのは最高のコスパ」という声が多く、50件以上読んで同じような感想が続いていました。
牡蠣フライが好きなら「穴子と牡蠣 まめたぬき」も外せません。宮島の老舗旅館「錦水館」直営のレストランで、「穴子と牡蠣フライの共演セット」が人気メニューです。宮島の二大名物を一皿で楽しめるという点で、「初めて宮島に来た人に特に向いている」と思います。独自製法で陶箱で蒸しあげる「蒸し焼きあなごめし」も名物で、宮島ならではの風味が楽しめます。
牡蠣の食べ歩きとしては、表参道商店街沿いの露店で「焼き牡蠣」(1個400〜500円程度)を気軽に楽しめます。殻ごと炭火で焼いた牡蠣の香りは食欲をそそり、歩きながら食べるのも宮島観光の醍醐味のひとつです。
牡蠣ランチのおすすめスポット(2026年6月時点)
牡蠣屋: 宮島唯一の牡蠣専門店、定食2,000円前後、行列必至
穴子と牡蠣 まめたぬき: 錦水館直営、穴子と牡蠣のセットが人気
食べ歩き焼き牡蠣: 表参道商店街の露店、1個400〜500円
牡蠣の旬は10〜4月ですが宮島では年間を通じて食べられます
【穴子飯】宮島のもう一つの名物|あなごめし専門店ガイド
牡蠣と並ぶ宮島の二大名物が「あなごめし」です。穴子をタレで焼いてご飯の上に乗せた料理で、甘辛いタレの香りが食欲をそそります。ひつまぶし的な食べ方もでき、ご飯に穴子のエキスが染み込んだものを楽しむスタイルが宮島らしいと感じます。
あなごめしの名店として全国的に有名なのが宮島口にある「うえの」です。ただし宮島本島ではなく宮島口駅前(本土側)にあるため、フェリーで渡る前後に立ち寄るスタイルになります。100年以上の歴史を持つ老舗で、行列は必至ですが、それでも食べる価値があると口コミに何度も書かれていました。
宮島島内でのあなごめしなら、「穴子と牡蠣 まめたぬき」のほか、表参道商店街沿いにいくつかのお店があります。「宮島 鮨 天扇」は純国産天然穴子を使い、握り寿司と穴子飯のどちらも楽しめます。90席ほどある広いお店で、行列が少ない時間帯を選べば比較的ゆっくり食事ができます。
「いな忠」は穴子飯や牡蠣フライ定食がお値打ちな価格で食べられる穴場的なお店として口コミで評判です。派手な外観ではないですが、地元のお客さんも通う正直な味のお店という印象でした。「ここのあなごめし、リピートしたいくらい好きになった」という口コミが複数あって、気になって調べてみたんですが、値段も良心的なようです。
穴子飯は宮島口「うえの」が有名ですが、宮島島内でも食べられます。島内なら「まめたぬき」「天扇」「いな忠」が口コミで評判の選択肢。混雑を避けて食べたい場合は14時以降の狙い目です。
【食べ歩き】宮島観光を彩るテイクアウトグルメ
お店でしっかりランチを食べるのも良いですが、宮島観光の楽しみのひとつが「食べ歩き」です。表参道商店街を歩きながら、気になるものをひとつずつ試していくスタイルは、旅の気分を高めてくれます。
宮島食べ歩きの定番は「揚げもみじ」です。宮島名物のもみじ饅頭を揚げたもので、外がサクサク中がとろっとした食感が特徴。チーズ・クリーム・あんこなど複数の種類があり、1個180〜220円程度(2026年6月時点)で食べられます。「やまだ屋」や「紅葉堂」が揚げもみじで特に有名です。揚げたてを手渡してくれるので、ほかほかの状態で食べるのが一番おいしい。
表参道商店街の露店で焼かれている「焼き牡蠣」(前述)は、塩味のみの素材の味を楽しめるスタイルが多く、レモンを絞って食べる食べ方が一般的です。殻が熱いので軍手(お店でもらえることが多い)を使いながら食べます。
「牡蠣串」や「かき天ぷら」を提供する露店もあり、これらは座って食べる必要がなく歩きながら楽しめます。1本300〜500円程度と手頃な価格帯なので、牡蠣屋に並ぶ前の小腹満たしにも向いています。
もみじ饅頭の食べ歩き版として「コロコロもみじ」(やまだ屋)もユニークです。カステラにディップソースをつけて食べるスタイルで、映えるビジュアルと片手で食べられる手軽さが若い女性に人気です。
食べ歩きグルメの相場(2026年6月時点)
揚げもみじ: 1個180〜220円
焼き牡蠣: 1個400〜500円
牡蠣串: 300〜500円
コロコロもみじ: 300〜400円程度
最新情報は各店舗にてご確認ください
【カフェ・スイーツ】観光の合間に立ち寄りたい宮島のカフェ
ランチ後の一休みやデザートタイムにぴったりなカフェも宮島には増えています。ここ数年でおしゃれなカフェが増えており、映えるメニューを求める方にも対応した選択肢が広がっています。
有名なのが「宮島カフェ(MIYAJIMA CAFE)」です。コーラルホテルが運営するカフェで、牡蠣バーガーがランチメニューとしても人気。宮島らしい食材を使ったオリジナルドリンクも揃っており、ゆっくり座って食べられる環境が整っています。
「スターバックス厳島表参道店」は、築300年超の伝統的建築の店舗として特別感があります。日本の歴史ある建物を再現した店舗デザインで、宮島のスタバというだけで話題になることも。コーヒーと一緒に宮島の景色を楽しみたい場合は、テラス席が特に人気です。
もみじ饅頭のお土産と一緒にお茶を楽しめる甘味処もいくつかあります。揚げもみじと抹茶のセットは宮島観光の定番コンボとして口コミで度々紹介されており、疲れた足を休めながら楽しめます。
カフェランチとして穴子や牡蠣を使った軽食を提供しているお店もあります。がっつりした定食より軽めに食べたい方や、2軒目・3軒目として食べ歩きを楽しんだあとのデザートタイムを求める方に向いています。
宮島でランチに予約できるお店はありますか?
宮島は予約なしの店が多いですが、「穴子と牡蠣 まめたぬき」や一部の和食店では予約を受け付けています。土日祝日の昼時は特に混むため、事前に公式サイトまたは楽天ぐるなびで予約できるか確認することをおすすめします。
宮島ランチをもっと楽しむための時間帯・混雑対策
口コミを読んで気づいたことがあります。「宮島ランチは時間帯によって体験が全然違う」ということです。混雑対策をするかどうかで、行列に並ぶ時間が30分から1時間以上変わってきます。
最も空いているのは平日の11時台です。週末・祝日・大型連休は正午になる前から主要店に行列ができます。土日に宮島を訪れる場合は、10時半の便で島に渡り、11時にランチのお店に直行するのが最も効率的です。逆に14時以降は行列が落ち着くことが多いので、観光を先に済ませてランチを後回しにするという選択肢もあります。
混雑を避けたいなら、人気店以外のお店を選ぶのも一つの方法です。表参道商店街から少し外れた「町家通り」や裏通りにはランチが食べられるお店があり、観光客が少なめです。「穴場だった」「行列なしで入れた」という口コミが見られる店を事前にチェックしておくのが賢い方法です。
食べ歩きグルメは行列の心配がほぼなく、時間を選ばず楽しめるのが利点です。ランチのお店探しで疲れたときは、食べ歩きに切り替えるのもありだと思います。揚げもみじ・焼き牡蠣の組み合わせで1,000円以下でお腹を満たすことも十分可能です。
宮島内に宿泊する場合は、チェックイン後の夕方や翌朝を狙うのが最も快適なランチ体験につながります。観光客が引いた17時以降の宮島は静かで、昼間に行列ができていた店でも落ち着いて食べられることが多いです。
宮島に泊まるなら|島内で食事も楽しめるおすすめ宿
ランチだけでなく、夕食・朝食も含めて宮島グルメを満喫したいなら、宮島島内に泊まるのがおすすめです。日帰りでは体験できない、人が引いた夜の宮島の静けさや、朝一番の厳島神社を体験できます。
宮島潮湯温泉 錦水館は1902年(明治35年)創業の老舗旅館で、厳島神社から徒歩約5分の好立地にあります。「まめたぬき」を直営で運営していることもあり、牡蠣・穴子といった宮島名物の料理が夕食でも楽しめます。潮湯温泉という自家源泉も持っており、温泉と宮島グルメを同時に堪能できます。楽天トラベルのクチコミ評価も高く、宮島に泊まるなら最初に候補にしたい旅館です。
ホテル宮島別荘は、「世界の料理人1,000人」に選ばれたアルケッチャーノの奥田政行シェフがプロデュースした洋食ビュッフェが人気のホテルです。宮島で唯一の展望大浴場(畳敷き)から海原を眺めながら入浴できます。島内の観光拠点として、グルメと絶景を同時に楽しみたい方に向いています。
宮島島内の宿に泊まると、観光客が帰った夕方〜夜の宮島を独占できます。人気のランチ店も夕方以降は空いていることが多く、のんびりグルメを満喫できるのが最大のメリットです。
まとめ|宮島ランチはジャンルと時間帯で選ぼう
宮島のランチは選択肢が豊富な分、迷いやすいですが、「何を食べたいか」と「何時に行くか」の2点を決めるだけでぐっと絞りやすくなります。
牡蠣を食べたいなら「牡蠣屋」(行列覚悟・土日は11時前に並ぶ)か表参道商店街の焼き牡蠣露店(食べ歩きなら気軽)。穴子を食べたいなら「まめたぬき」や「いな忠」(宮島内)またはフェリー乗る前の「うえの」(宮島口)。どちらも迷うなら「穴子と牡蠣フライの共演セット」があるまめたぬきが最初の一択としておすすめです。
食べ歩きメインなら揚げもみじ・焼き牡蠣・牡蠣串の組み合わせで、1,000〜1,500円で満足のいくランチになります。カフェで休憩を入れながら観光とグルメを組み合わせるのが、宮島観光の王道スタイルだと思います。
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