黒川温泉にイルミネーションがあることを知ったのは、温泉好きの友人に「冬の黒川は別格だよ」と言われたのがきっかけでした。竹で作った手作りの灯篭が川沿いに並んで、夜の温泉街をやわらかく照らし出す——そのひとことで、一気に興味が湧いてきて。

熊本・阿蘇の山あいに位置する黒川温泉は、九州でも指折りの人気温泉地です。白濁した硫黄泉や炭酸水素塩泉など豊かな泉質で知られる一方、温泉街の雰囲気がまた格別。川沿いに旅館が並ぶ風情ある街並みは、それだけで「来てよかった」と思わせてくれます。

そこに冬は「湯あかり」、夏は「傘あんどん」という2つのライトアップイベントが加わる。2026年7月現在、夏のイベント「傘あんどん」は開催中です✨ 温泉と灯りのある夜を楽しみたい方に、イルミネーションスポットと宿の情報をまとめてご紹介します。

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黒川温泉の2大イルミネーションイベント

黒川温泉には、季節ごとに楽しめるライトアップイベントが2つあります。冬の「湯あかり」と夏の「傘あんどん」。それぞれ雰囲気がまったく異なるので、どちらの季節に訪れるかによって体験がガラリと変わります🌿

冬のイルミネーション「湯あかり」(例年12月下旬〜3月末)

黒川温泉のイルミネーションといえば、まず名前が挙がるのが「湯あかり」です。2012年に始まったこのイベント、今では全国から温泉ファンが集まる冬の一大イベントになっています。

一番の見どころは、竹ひごで作られた球体状の「鞠灯篭(まりとうろう)」が川に浮かぶ幻想的な光景。鞠灯篭は9本の竹ひごを束ねて1個の球体を作るという手作業で、毎年黒川温泉に携わる人々の手で製作されます。その数、約300個。川面に反射する柔らかな光は、スマホのカメラでも十分に美しい写真が撮れると、SNSでも話題です📸

湯あかりの見どころスポットはこの4カ所です。丸鈴橋〜川端通りは川の中に設置される鞠灯篭が最も多く、絵になる写真が撮りやすいエリア。やまびこ旅館付近は温泉街の中ほどに位置し、橋の上から俯瞰するアングルが人気。べっちん館・黒川温泉バス停付近は歩行者が多く、散策のついでにイルミネーションを楽しめるポイントです。

開催は例年12月下旬から3月末まで。2025-2026シーズンは2025年12月20日から2026年3月31日まで開催されました。2026-2027シーズンの詳細は黒川温泉公式サイト(kurokawaonsen.or.jp)でご確認ください。点灯時間は17:00〜21:30が目安ですが、年度によって変動する場合があります。

また湯あかりは、単に温泉街を飾るだけでなく、地域の環境問題に取り組む活動でもあります。竹灯籠の素材となる竹は、放置すると他の木々を枯らしてしまう「竹害」から守るために間伐されたもの。美しいだけじゃなく、地域の環境維持につながっているというのを知ると、また違った目線でイルミネーションを楽しめます。

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夏のライトアップ「傘あんどん」(6月〜8月末・現在開催中!)

「黒川温泉のイルミネーションは冬だけ」と思っていませんか?実は夏にも「傘あんどん」という素敵なライトアップが行われています🌙

2026年7月現在、まさに開催中なのが「傘あんどん ライトアップ」です。

傘の形をした行灯(あんどん)が、温泉街の「共同浴場 穴湯」向かいと「いご坂通り」を彩ります。湯あかりの竹灯篭とはまた違ったやさしい光が温泉街に並ぶ様子は、夏の夜の散策にぴったり。浴衣でぶらぶらと歩くだけで、旅気分が高まります。

傘あんどん ライトアップ 開催概要(2026年)
期間: 2026年6月1日(月)〜8月31日(月)
点灯時間: 18:00〜21:30
会場: 共同浴場 穴湯向かい・温泉街いご坂通り

最新情報は黒川温泉公式サイト(kurokawaonsen.or.jp)でご確認ください。

夏に黒川温泉に行くなら、傘あんどんを見ながら温泉に入り、浴衣で夜の街を歩く——こんなプランがおすすめです。温泉で体が温まった後、夜風が気持ちいい夏の夜に、やさしい灯りの中を散策するのは格別です。

黒川温泉のイルミネーションを楽しむ宿 5選

イルミネーションを最大限に楽しむには、宿選びも大切です。温泉に入った後に浴衣で散策できる立地の宿がベスト。ここでは楽天トラベルで予約できる黒川温泉の宿を5軒ご紹介します。

【宿①】黒川温泉 やまびこ旅館|湯あかり会場のすぐ近くで大露天も満喫

やまびこ旅館は、黒川温泉で随一の広さを誇る大露天風呂「仙人風呂」が名物の宿です🌊

湯あかりの公式スポットの一つ「やまびこ旅館付近」に名前が挙がるほど、イルミネーション会場に近い立地が特徴。宿に泊まってお湯につかった後、浴衣でそのまま川沿いを散策しながら鞠灯篭を楽しむ——そんなロマンチックな夜が過ごせる宿です。

仙人風呂の泉質はナトリウム硫酸塩塩化物炭酸水素塩泉、別名「ダブル美肌の湯」。美肌効果が期待できる成分が2種類以上含まれていることからこの名前がついています。家族貸切風呂も岩風呂・ひのき親子風呂・浪漫風呂・立湯・くりぬき湯・寝湯の6種類があり、カップルでも家族連れでも楽しめます。

「窓から見える湯あかりの景色に感動した」「仙人風呂の大きさに驚いた」という口コミが多く、冬に訪れる旅行者から特に高評価を受けています。

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【宿②】黒川温泉 ふじ屋|温泉街の中央で湯めぐりにも最適

「ふじ屋」は、黒川温泉街のほぼ中央に位置し、入湯手形を使った「湯めぐり」にも便利な立地の宿です🌸

口コミ評価が高く(楽天トラベルで4.73点、413件)、温泉の質・料理・スタッフのホスピタリティの三拍子が揃った宿として知られています。街の中心部にあるので、夕食後に傘あんどんや湯あかりを散策するのにちょうどよく、「宿とイルミネーションをセットで楽しんだ」という旅行者の声も多い宿です。

黒川温泉では、各旅館の露天風呂を3カ所まで渡り歩ける「入湯手形」という独自のシステムがあります。ふじ屋を拠点にして温泉街を歩きながら複数の宿のお湯を楽しみ、イルミネーションも見る——そんな贅沢な過ごし方ができる宿です。

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【宿③】黒川温泉 歴史の宿 御客屋|鉄分豊富な希少泉質と歴史ある宿

「歴史の宿 御客屋(おきゃくや)」は、黒川温泉の中でも歴史を持つ13室の小さな宿です🪵

この宿で特に印象的なのが、鉄分を豊富に含む温泉の泉質。湯舟に入れた瞬間は透明なのに、時間が経つにつれて緑色、さらに橙色へと変化していく珍しいお湯です。「温泉が色変わりするのを初めて見た」「このお湯でお肌がすべすべになった」という口コミが印象に残りました。

13室という少室数のため、大型旅館のような混雑とは無縁のプライベートな雰囲気も魅力。「小さな宿だからこそ、スタッフの方が名前を覚えてくれて温かかった」という声も複数見つかりました。イルミネーションの時期に温泉街に近い宿を探しているなら、歴史ある雰囲気を持つこちらも選択肢のひとつです。

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【宿④】黒川温泉 旅館 壱の井|自然の中で源泉かけ流しを堪能

「旅館 壱の井」は、黒川温泉中心部から徒歩7分の、自然に囲まれた静かなエリアにある14室の宿です🌲

実はこちらの宿は、湯あかりの公式情報を自社HPで積極的に発信している宿でもあります。「湯あかりの時期に泊まるならぜひ」という宿のメッセージが伝わってくる、イルミネーション旅に積極的な旅館です。

温泉は100%源泉かけ流しの硫黄泉。切り石造りの大浴場と、久住山麓の石を使った露天風呂という組み合わせは、温泉好きの心をくすぐります。温泉街の中心部より少し静かな場所にあるため、ゆっくり過ごしたい方に特に向いています。

最新の料金・プランは楽天トラベルのページでご確認ください(2026年7月時点の情報です)。

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【宿⑤】黒川温泉 山あいの宿 山みず木|渓谷を望む露天風呂と川のせせらぎ

「山あいの宿 山みず木」は、田の原川渓谷と森を見渡す露天風呂が自慢の宿です🌿

川のせせらぎを聞きながら渓谷の景色を眺められる露天風呂は、温泉好きの間でも「ここの景色は格別」と評判。平日には貸切風呂も利用できるため、2人だけのプライベートな時間を過ごしたいカップルにも人気の宿です。

温泉街の喧騒から少し離れた山あいの宿なので、静かにゆっくりしたい人向き。昼間は渓谷の緑、夜はお湯に浸かってリフレッシュ——そして夕食後は浴衣で温泉街に出てイルミネーション散策、というプランもおすすめです。

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黒川温泉 イルミネーション散策のコツ

温泉とイルミネーションを両方楽しむために、知っておくと役立つポイントをまとめました🌙

散策のベストタイミング

湯あかりの点灯は17:00、傘あんどんは18:00ごろから(季節や年度によって異なります)。夕食を宿で18〜19時に取ってから、20時前後に散策に出るのが一番効率的です。21時半ごろには消灯するので、あまり遅くなりすぎないよう注意しましょう。

夕食前に一度外に出て、日没直後の「薄暮の時間帯」に散策するのも美しいです。まだ少し明るい空の下でイルミネーションが灯り始めるタイミングは、昼間とも夜とも違う独特の雰囲気があります。

防寒対策(冬の湯あかり時)

冬の黒川温泉は標高が高く(約700m)、夜は特に冷え込みます。温泉で温まった後に浴衣・羽織だけで外に出ると、思った以上に体が冷える場合も。長時間散策するなら、ダウンや厚手のコートを上から羽織れるよう準備しておくことをおすすめします。

Q. 宿にチェックインする前にイルミネーションを見てもいい?

A. もちろん大丈夫です。黒川温泉のイルミネーションは、宿泊者でなくても無料で見られます。ただし冬の湯あかりの時期は特に宿の予約が取りにくいので、宿は早めに確保しておきましょう。傘あんどんはスポットが温泉街の一部に集中しているので、日帰りでも楽しめます。

入湯手形で湯めぐりと組み合わせる

黒川温泉独自の「入湯手形」(1枚で3カ所の温泉を巡れるチケット)を使えば、イルミネーション散策のついでに複数の宿の個性ある露天風呂を楽しめます。価格や利用できる宿の情報は変動するため、最新情報は温泉街の旅館協同組合や各宿に確認ください。

黒川温泉へのアクセス

アクセス方法(2026年7月現在の概要)

電車+バス: JR阿蘇駅より別府行バスで約50分「黒川温泉」下車。または JR日田駅よりバス約60分。
車: 九州自動車道 玉名ICより約70分、または大分自動車道 九重ICより約40分。
直行バス: 福岡天神・博多から黒川温泉への直行バスが1日4往復程度運行(2026年7月時点)。

最新のバス時刻・運行情報は各交通機関の公式サイトでご確認ください。

よくある質問

Q. 黒川温泉のイルミネーションは毎年開催されますか?

A. 湯あかりは2012年から毎年開催されており、黒川温泉の冬の恒例イベントになっています。ただし開催日程・点灯時間は年度によって若干変わる場合があります。必ず事前に黒川温泉公式サイト(kurokawaonsen.or.jp)で最新情報を確認してください。

Q. 湯あかりは無料で見られますか?

A. 湯あかりの鑑賞自体は無料です。温泉街を歩くのに入場料はかかりません。ただし、温泉に入る場合は各宿の入浴料(または入湯手形)が必要です。

まとめ

黒川温泉のイルミネーションは、「冬の湯あかり」と「夏の傘あんどん」の2つ。

冬に訪れれば、竹灯篭が川面に浮かぶ幻想的な鞠灯篭の光を楽しめます。2026年夏に行くなら、現在開催中の傘あんどんを目当てに訪れるのも素敵です。

楽天トラベルでは黒川温泉の旅館・ホテルを一覧で比較・予約できます。空室状況・プラン内容は時期によって変わりますので、お早めにチェックしてみてください🌺

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A[黒川温泉 イルミネーションを楽しむ] --> B{季節は?}

B -->|冬 12月〜3月| C[湯あかり<br>竹灯篭鞠300個が川に浮かぶ]

B -->|夏 6月〜8月| D[傘あんどん<br>いご坂通りを傘行灯が彩る]

C --> E[やまびこ旅館<br>会場最寄り・仙人風呂]

C --> F[旅館 壱の井<br>湯あかり情報発信宿]

D --> G[ふじ屋<br>街中心・湯めぐり最適]

D --> H[山あいの宿 山みず木<br>渓谷露天風呂]