金沢旅行を計画しているとき、友人から「せっかく行くならおしゃれなホテルに泊まりたいんだけど、どこがいいか知ってる?」と聞かれて、気になって調べてみたんですが、これが思った以上に選択肢が豊富で。

ひがし茶屋街・金沢21世紀美術館・近江町市場と、観光スポットが徒歩圏内にコンパクトに集まる金沢は、工芸や伝統文化を現代的に解釈したホテルが続々と登場しています。「宿泊もコンテンツ」として楽しめるデザイナーズホテルが揃っているのが、この街の魅力のひとつです。

この記事では、2026年7月時点で楽天トラベルへの掲載を確認した金沢のデザイナーズホテル4軒を、コンセプト別に紹介します。ウェルネス系、伝統×現代ライフスタイル、ホステル型、温泉付きビジネスホテルの4タイプをそれぞれ解説するので、自分にぴったりの1軒を見つけてみてください。

金沢でデザイナーズホテルが増えている理由

金沢は「小京都」と呼ばれることもありますが、個人的にはそれだけじゃないと思っています。金沢21世紀美術館を中心にコンテンポラリーアートの文化が根付いており、伝統と現代が自然に共存している街なんです。

その土壌があるからこそ、ホテルのデザインにも力が入っているところが多い。ひがし茶屋街の格子戸と石畳の雰囲気、近江町市場の活気、兼六園の静けさ。これらが徒歩圏内に集まるコンパクトな街で、ホテル自体がそのカルチャーの一部になっているイメージです。

金沢のデザイナーズホテルは「観光の起点」としても優秀です。ひがし茶屋街・金沢城・近江町市場などの主要観光スポットへのアクセスが良く、街歩きの合間に戻って一息つける立地のホテルが多いのも特徴。宿泊施設のクオリティが旅の満足度を大きく左右する金沢は、「泊まる場所にもこだわりたい」派の旅行者には特におすすめの街です。

金沢を訪れる観光客が増えるなか、とくに20〜30代のインスタ感度が高い旅行者を中心に、デザイン性の高い宿へのニーズが高まっています。その流れを受けて、2020年代に入ってからデザイナーズホテルの新規開業やリノベーション開業が増えており、選択肢が豊かになっています。

ちなみに、デザイナーズホテルといっても価格帯はさまざまで、1泊6,000円台から泊まれるリーズナブルなものから、1泊15,000円前後のワンランク上の体験ができるものまで揃っています。楽天トラベルで空き状況と料金を比較しながら選ぶのがおすすめです。

SOKI KANAZAWA(袋町 / ウェルネス系デザイナーズ)

SOKI KANAZAWAは2022年11月に開業したウェルネス系デザイナーズホテルです。近江町市場のすぐそば、金沢の旧商人町として栄えた袋町に位置しています。ひがし茶屋街へは徒歩約15分、金沢城・兼六園にもアクセスしやすい、街歩きの拠点にぴったりの立地です。

特徴的なのが、石川県内のアロマ蒸留所「EarthRing」とコラボして作られたハーブルーム。部屋に入った瞬間から上質な香りに包まれる体験ができます。また、糀甘酒のウェルカムドリンクや、北陸産の食材にこだわった朝食なども評価が高く、「体と心を整える滞在」というコンセプトが旅の疲れをしっかり癒してくれそうです。

調べてみて気になったのは、客室の広さが34.8㎡(スタイリングツイン)とゆったりしていること。ベッド幅1,200mmのツインルームは2人でも窮屈にならず、インテリアも木の温もりを活かした落ち着いたデザイン。口コミでは「清潔感があって空間が心地よい」「朝食が美味しくて感動した」という声が多く見られました。

基本情報
住所: 石川県金沢市袋町(近江町市場そば)
アクセス: 武蔵ヶ辻・近江町市場バス停から徒歩約1分(金沢駅から徒歩約15分)
料金目安: 11,855円〜(2026年7月時点・1室あたり)
施設: ハーブルーム、糀甘酒ウェルカムドリンク、北陸食材朝食
最新情報は公式サイトおよび楽天トラベルでご確認ください

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KUMU 金沢 by THE SHARE HOTELS(中心部 / 伝統×現代ライフスタイル)

KUMU 金沢は「禅や茶道など金沢の伝統文化を未来に繋ぐライフスタイルホテル」をコンセプトにしたホテルです。尾山神社から徒歩4分、近江町市場から徒歩6分という市内中心部の立地に位置しており、金沢観光の拠点として使い勝手も良好です。

THE SHARE HOTELSというブランドならではの特徴として、館内に石川の工芸・アート作品が計13点展示されており、泊まりながら金沢の文化を感じられる空間になっています。ティーサロン「KISSA & Co.」では地元のお茶を楽しむことができ、宿泊者専用のシェアスペース「TEA TABLE」も用意されています。

朝食には、金沢森山の人気精肉店「NIKUO」のやわらかいローストポークや、和倉温泉で人気の「能登ミルク」の飲むヨーグルトなど、石川県の食材にこだわったメニューが揃っています。「朝食目当てでもここに泊まりたい」と思える完成度の高さです。

個人的には、金沢の伝統文化を「解説付きで観覧する」んじゃなくて、「滞在のなかで自然に体感できる」という体験設計がとても気に入りました。料金も10,513円〜とコスパが良く、デザイン性と体験のバランスが取れた選択肢です。

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基本情報
住所: 石川県金沢市(尾山神社徒歩4分・近江町市場徒歩6分)
アクセス: 金沢駅からバスで10〜15分程度
料金目安: 10,513円〜(2026年7月時点・1室あたり)
施設: ティーサロン「KISSA & Co.」、TEA TABLE、工芸作品展示、北陸食材朝食
最新情報は公式サイトおよび楽天トラベルでご確認ください
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HATCHi 金沢 by THE SHARE HOTELS(橋場町 / ホステル型デザイナーズ)

「デザイナーズホテル」というとおしゃれでちょっと敷居が高いイメージがあるかもしれませんが、HATCHi 金沢はゲストハウス・ホステル形式で、ドミトリーから個室まで様々な客室タイプを選べます。その分、料金も手が届きやすい設定になっており、「おしゃれな空間に泊まりたいけど予算は抑えたい」という人に向いています。

住所は石川県金沢市橋場町で、ひがし茶屋街まで徒歩圏内、浅野川の近くという観光に便利な立地。バスは橋場町バス停が目の前で、金沢駅からも7分程度でアクセスできます。

「北陸ツーリズムの発地」というコンセプトのもと、館内には石川・富山・福井の北陸三県を感じさせる設備やアートが取り入れられています。地下には広い共有スペースとシェアキッチンがあり、近江町市場で買ってきた食材を調理したり、他の宿泊者と会話を楽しんだりと、旅ならではの出会いが生まれやすい環境です。

楽天トラベルの口コミ件数は99件、評価は4.67点(2026年7月時点)と非常に高評価。口コミを読んでいて「シャワールームがきれいで快適」「スタッフがフレンドリーで旅の情報を教えてくれた」という声が多く見られ、サービス面での安心感も伝わってきました。デザイン性×コスパが高い水準で両立しているのは本物だと思います。

基本情報
住所: 石川県金沢市橋場町3-18(ひがし茶屋街徒歩圏内)
アクセス: 金沢駅からバス(橋場町バス停)約7分、徒歩すぐ
口コミ: 4.67点 / 99件(楽天トラベル、2026年7月時点)
施設: ドミトリー(女性専用・男女共用)+個室、シェアキッチン、共有スペース、1F併設レストラン
最新情報は公式サイトおよび楽天トラベルでご確認ください

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天然温泉 加賀の湧泉 ドーミーイン金沢(駅前 / 温泉付きデザイナーズ)

「デザイナーズホテルに泊まりたいけど、温泉にも入りたい」という人に真っ先に紹介したいのが、天然温泉 加賀の湧泉 ドーミーイン金沢です。JR金沢駅東口から徒歩わずか2分という圧倒的なアクセスの良さと、14階に設けられた天然温泉大浴場・露天風呂・サウナが最大の魅力。

ドーミーインというブランドは「清潔で機能的なビジネスホテル」というイメージがあるかもしれませんが、ここはロビーや廊下にデザイン性が感じられる空間づくりがされており、温泉とデザインが共存した宿として高い支持を集めています。温泉の泉質は塩化物泉で、神経痛や関節痛、冷え性などに効果があるとされています。

無料で楽しめるサービスが充実しているのも魅力のひとつ。深夜21:30〜23:00には「夜鳴きそば」が無料でふるまわれ、温泉後にちょっと食べたいという宿泊者に人気です。さらに、アイスキャンディーや乳酸菌飲料のサービスもあります。全室シモンズベッド採用で、睡眠の質にもこだわっています。

気になって料金を調べてみたら、最安6,250円〜という日もあって「この価格でこれは相当コスパ良くない?」と思いました。観光スポットへのアクセスは少し劣りますが、バスや徒歩で十分カバーできます。楽天トラベルの評価は4.44点(2026年7月時点)と安定した高評価です。

基本情報
住所: 石川県金沢市(JR金沢駅東口から徒歩約2分)
アクセス: JR金沢駅東口徒歩2分
料金目安: 6,250円〜(2026年7月時点・1室あたり)
口コミ: 4.44点(楽天トラベル、2026年7月時点)
施設: 14階天然温泉大浴場・露天風呂・サウナ、無料夜鳴きそば、全室シモンズベッド
最新情報は公式サイトおよび楽天トラベルでご確認ください

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4つのデザイナーズホテルを比較して選ぶポイント

今回紹介した4軒は、それぞれタイプが異なるのでシチュエーションによって最適な選択が変わってきます。ここで整理してみます。

ひがし茶屋街や浅野川周辺でのんびり散策をメインに楽しみたい人にはHATCHi 金沢が向いています。ひがし茶屋街まで徒歩圏内で、朝市→茶屋街散策→夜は1Fのレストランというルートがストレスなく実現できます。

金沢の伝統文化を深く体感したい人にはKUMU 金沢がおすすめ。ティーサロンや工芸品の展示など、ホテル自体が金沢文化のショーケースになっているので、観光と宿泊が一体化した体験ができます。尾山神社・近江町市場への距離感もちょうどよいです。

体のケアや温泉でリフレッシュしたい旅にはSOKI KANAZAWAが刺さるはず。ウェルネスコンセプトで統一された空間で、ハーブの香りに包まれながらゆっくり過ごせます。疲れた体をしっかり回復させたい人に向いています。

初めての金沢、またはアクセスと温泉の両取りを狙いたい人にはドーミーイン金沢が現実的な選択です。駅から2分という利便性と、天然温泉・夜鳴きそばなどの充実サービスで、料金面でも群を抜いたコスパを発揮します。

旅のスタイルで選ぶとシンプルです。「観光を目一杯楽しみたい」なら茶屋街近くのHATCHiかKUMU、「旅の疲れをしっかり癒したい」ならSOKIまたはドーミーインの温泉付きがおすすめ。予算を抑えたいならドーミーイン(6,250円〜)、特別感を重視するならSOKI(11,855円〜)という選び方もできます。

flowchart LR

A[金沢のデザイナーズホテルを選ぶ] --> B{温泉に入りたい?}

B -->|はい| C{アクセス重視か体験重視か}

B -->|こだわらない| D{立地の優先度は?}

C -->|アクセス重視・コスパ| E[ドーミーイン金沢<br/>評価4.44 / 6,250円〜<br/>金沢駅徒歩2分・天然温泉]

C -->|体験重視・ウェルネス| F[SOKI KANAZAWA<br/>JTB87点 / 11,855円〜<br/>ハーブルーム・糀甘酒]

D -->|茶屋街・観光エリア近く| G[HATCHi金沢またはKUMU金沢<br/>評価4.67 / 10,513円〜<br/>ひがし茶屋街・近江市場近く]

D -->|駅近・早朝出発など| E

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金沢のデザイナーズホテルに泊まる前に知っておきたいこと

金沢は年間を通じて観光客が多い街ですが、特に春(3〜4月)と秋(10〜11月)は桜や紅葉シーズンで混み合います。この時期はホテルの空きが埋まりやすいので、早めに予約を押さえておくのがおすすめです。逆に冬は雪景色の兼六園が幻想的で、混雑が落ち着く時期でもあります。

交通面では、金沢駅から主要観光スポットへは「城下まち金沢周遊バス」と「兼六園シャトル」が便利。1日乗り放題パスもあり、複数のスポットを回る場合はかなり重宝します。ひがし茶屋街・兼六園・21世紀美術館などへのアクセスに活用してみてください。

注意しておきたいのは、金沢の冬の寒さ。北陸の気候は冬に雪が降ることもあり、靴は歩きやすくて防水性のあるものが助かります。また、茶屋街の石畳は濡れると滑りやすいので、雨の日は特に気をつけてください。

KUMU 金沢ではティーサロン「KISSA & Co.」でお茶を楽しめますが、こちらは宿泊者以外も利用できる場合があります。予約状況によっては込み合うこともあるので、チェックイン後すぐに確認することをおすすめします。

金沢駅のお土産スポット「金沢百番街」は駅構内にあり、チェックアウト後でもショッピングしやすい便利な場所。和菓子・加賀棒茶・能登の塩など、北陸らしいお土産が揃っています。帰りの新幹線に乗る前にさくっと立ち寄れるのが嬉しいポイントです。

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まとめ

金沢のデザイナーズホテルは、それぞれが金沢の文化・自然・ライフスタイルを独自の切り口で表現していて、どこに泊まるかで旅の色がかなり変わってきます。

SOKI KANAZAWAはウェルネスと香りで整う体験、KUMU 金沢は金沢伝統文化の現代的な解釈、HATCHi 金沢は北陸ツーリズムの拠点としての活気、ドーミーイン金沢は温泉とコスパの両立。それぞれに明確な個性があります。

旅の目的やスタイル、予算に合わせて最適な1軒を見つけてみてください。空き状況や最新の料金は楽天トラベルでチェックするのがいちばん確実です。金沢での素敵な滞在を楽しんできてください ✨