「美肌の湯」として古くから愛されてきた玉造温泉。島根県の松江市に位置するこの温泉地は、出雲大社や松江城にもアクセスしやすく、山陰を代表する温泉地として多くの旅人を迎えてきました。個人的に玉造温泉に注目したのは、近年「古民家を活かした宿」が続々と登場しているから。現代的に改装しながらも、昭和の風情や木のぬくもりを大切にした宿が増えていて、普通のリゾートホテルとは一味違う滞在を楽しめるんです。
玉造温泉のお湯は「美肌の湯」の名にふさわしく、肌がしっとりするのを実感できるほど。古民家の落ち着いた雰囲気の中で、ゆっくりと温泉に浸かって、縁結びの神様・出雲大社へのお参りも組み合わせれば、心も体も整う旅ができます。この記事では、玉造温泉で古民家の雰囲気を味わえる宿を4軒、楽天トラベルで予約できるものに絞って厳選しました。
「どんな宿が古民家っぽいの?」「温泉の質はどう?」「女子旅や記念日旅行にも使える?」そんな疑問に、2026年時点の最新情報でお答えします。
玉造温泉の古民家宿おすすめ4選
玉造温泉には、宿の軒数こそ多くはないものの、個性豊かな宿が揃っています。古民家の趣を持つ宿は、大型チェーンのホテルとは違い、その宿ならではの空気感があるのが魅力。選ぶ際のポイントは、「古い建物の雰囲気を残しているか」「温泉の質はどうか」「食事の内容と部屋の快適さがバランス取れているか」の3点。以下の4軒は、それぞれ異なる個性を持ちながら、いずれも玉造温泉の良さを存分に楽しめる宿です。
白石家 — 老舗旅館の格式と美肌の湯を堪能する
玉造温泉の中心部に構える白石家は、玉造温泉を代表する老舗旅館のひとつ。創業から長い年月が経つ旅館ですが、館内は随所に手を入れながら、古き良き旅館の風情を今に伝えています。廊下の木のぬくもり、客室に漂う畳の香り、欄間の細工……そういった細部に昔ながらの職人仕事が残っていて、リゾートホテルでは味わえない時間の重さを感じます。
温泉は、玉造温泉の源泉をそのまま引いた大浴場と露天風呂が自慢。ナトリウム・カルシウム硫酸塩塩化物泉のお湯はとろみがあり、入浴後は肌がしっとりする実感があります。「日本書紀」にも記されているという玉造温泉の歴史を思いながら湯に浸かれるのは、老舗旅館ならでは。女性専用の美肌風呂を設けている時間帯もあり、女子旅での利用にも配慮が感じられます。食事は島根の食材を活かした懐石料理が中心で、夕食は客室または食事処でいただけます。宍道湖のシジミを使った料理は玉造温泉エリアならではの一品です。
旅亭 山の井 — 渓流沿いに佇む隠れ家的な風情
旅亭 山の井は、玉造温泉街から少し奥まった場所にある小ぶりな宿。客室数を絞って、一組一組に丁寧なもてなしをする方針で運営しています。「旅亭」という名前が示す通り、あくまでも旅の途中に立ち寄る素朴な宿のイメージを大切にしているのが伝わってきます。古民家とまでは言えないかもしれませんが、和の設えが丁寧で、木材や石材を活かした造りが落ち着いた雰囲気を生み出しています。
こちらの目玉は、温泉の豊富さ。内湯と露天風呂を備えた大浴場に加えて、貸切風呂も用意されており、時間を気にせず温泉を独り占めできます。特に貸切露天風呂は、周囲の自然を感じながら入れる解放感が魅力で、カップルや女友達同士でのプライベートな時間にぴったり。玉造温泉の美肌の湯をゆっくりと堪能したい方には、この宿の貸切風呂スタイルが向いているかもしれません。食事は地元の旬の食材をシンプルに活かした料理で、素材の味を大切にしているのが感じられます。記念日プランや女子旅向けの特別プランを用意している場合もあるので、予約時に確認してみてください(2026年7月時点、最新情報は楽天トラベルで確認ください)。
松乃湯 — 昭和レトロな佇まいとコスパの良さが魅力
玉造温泉の中でも「昭和の旅館の雰囲気をそのまま残している」として、レトロ好きの旅人から密かに支持を集めているのが松乃湯。建物の外観から内装まで、昭和の旅館文化を色濃く残していて、今どきの洗練されたデザイナーズ宿とは対極にあるような存在感。でもそれがいい、という声も多いのです。
古い宿の場合、施設の古さが気になることもありますが、松乃湯は清潔感があり、スタッフの接客も丁寧との口コミが多い。何より価格帯がリーズナブルで、玉造温泉で温泉に入りたいけれど宿泊費を抑えたいという旅行者にとっては、理想的な選択肢のひとつです。温泉は玉造温泉の源泉を使った大浴場があり、美肌の湯をしっかり楽しむことができます。「古い宿の雰囲気が好きで、むしろ新しいホテルより落ち着く」という方に強くおすすめしたい宿。島根の郷土料理を中心とした夕食もボリュームがあり、地元の味を楽しめます。コスパ重視で玉造温泉の古民家・レトロ旅館を探している方は、まずここをチェックしてみてください。
RYOKAN OQOQ — 古民家を現代和風にリノベーションした新感覚の宿
「古民家の骨格を活かしつつ、現代のライフスタイルに合わせてリノベーションした宿」という言葉がぴったりなのがRYOKAN OQOQ。玉造温泉エリアに位置するこの宿は、古い建物の梁や柱の美しさを活かしながら、内装は洗練されたデザインに仕上げています。和モダンというより、もう少し「古さを誇る」方向のデザインで、素材感が全面に出ている空間です。
客室はゆったりとした設計で、古民家の広い空間を贅沢に使っています。縁側や土間など、昔の家屋の要素を残しながら、設備は現代的に整えているので「古民家好きだけど、不便なのは嫌」という方でも快適に過ごせます。温泉は玉造温泉の源泉を引いており、客室によっては温泉付きのタイプも選べる場合があります(2026年7月時点、プラン内容は楽天トラベルで最新情報をご確認ください)。SNSでも「雰囲気が好き」「写真映えする」という投稿を見かけることがあり、インスタ映えを意識した旅には向いているかもしれません。食事はモダンな器に盛り付けられた和食が中心で、見た目も楽しい内容です。
玉造温泉の「美肌の湯」について知っておきたいこと
玉造温泉が「美肌の湯」と呼ばれる理由は、泉質にあります。温泉の成分であるナトリウム・カルシウム硫酸塩塩化物泉は、肌の角質を柔らかくする効果があるとされており、入浴後に肌がしっとりとする感覚が特徴。「日本書紀」「出雲国風土記」にも記されているほど歴史が古く、古来より湯治の地として知られてきた温泉地です。
美肌効果を高める入浴法と温泉の楽しみ方
せっかく美肌の湯に来たなら、入浴法にも少しこだわってみましょう。まず重要なのは、長湯しすぎないこと。玉造温泉のお湯は肌への作用が強いため、20〜30分程度を目安にするのがおすすめです。入浴前後の水分補給も忘れずに。また、温泉成分を肌に残すため、入浴後はタオルで軽く押さえるようにして拭くと、しっとり感が長続きするといわれています。
玉造温泉街には「姫神広場」など、無料の足湯や外湯スポットもあります。宿の温泉だけでなく、散策しながら温泉街の雰囲気を楽しむのも玉造温泉旅行の醍醐味のひとつ。夕方に温泉街を浴衣で歩きながら足湯に浸かるのは、旅の思い出になること間違いなしです。また、「玉造温泉ゆ〜ゆ」という共同浴場もあり、地元の方たちに混じって地域の温泉文化を体感することもできます(営業状況は公式サイトでご確認ください)。
島根・玉造温泉エリアの観光スポットと組み合わせ旅行
玉造温泉は、島根県内の主要観光地へのアクセスが良好な立地にあります。まず外せないのは、縁結びの神様として全国から参拝者が集まる出雲大社。玉造温泉から車で約40分、路線バスやタクシーでも行けるので、温泉旅行と縁結びお参りをセットにする旅行者が多いのも頷けます。
松江城と堀川めぐりは玉造温泉から車で約20分。国宝に指定された松江城の天守閣から眺める松江市街は壮観で、堀川沿いの景色も風情があります。また、宍道湖の夕暮れは「日本の夕日百選」にも選ばれており、湖面が橙色に染まる景色を眺めながら、宍道湖名物のシジミ料理を堪能するのもおすすめのコース。玉造温泉に宿をとりながら、これらのスポットを1泊2日または2泊3日でめぐる旅が、定番の楽しみ方です。
玉造温泉への行き方・アクセスと旅のポイント
玉造温泉の最寄り駅は、JR山陰本線の玉造温泉駅。電車でのアクセスの場合、出発地によってルートが変わりますが、大阪方面からはサンライズ出雲(寝台特急)や新幹線+在来線の乗り換えが主な手段。東京からは飛行機を使い、出雲空港(出雲縁結び空港)からレンタカーまたはバスで向かうルートが便利です。広島・岡山方面からは新幹線で松江経由という選択肢もあります。
女子旅・カップル旅での玉造温泉の楽しみ方
女子旅や記念日旅行で玉造温泉を訪れる場合、まず「何を目的にするか」を決めると宿選びがしやすくなります。ゆっくり温泉に入って美肌ケアをしたいなら、貸切風呂のある旅亭 山の井やRYOKAN OQOQがぴったり。老舗の格式ある雰囲気を楽しみたいなら白石家、コスパよく玉造温泉を満喫したいなら松乃湯が選択肢に入ります。
また、玉造温泉では「神話の里 玉湯・玉造温泉女子旅プラン」のような、女性向けの特典付きプランを用意している宿もあります。美肌の湯にちなんだフェイスパックのプレゼントや、縁結びにゆかりの品が付いてくるプランなど、内容は宿によってさまざま。楽天トラベルでプラン内容を比較してから予約するのが確実です。浴衣の色や柄を選べる宿も増えているので、記念日の思い出作りにも活用できます。
玉造温泉旅行の持ち物と準備のポイント
玉造温泉の旅には、温泉街散策用のサンダルや浴衣(宿で貸してもらえることが多い)に加え、入浴後の保湿ケアグッズを持参すると便利です。美肌の湯とはいえ、乾燥しやすい季節や体質の方は自前の化粧水や乳液を使うのがおすすめ。温泉成分で肌が敏感になることもあるため、低刺激のスキンケアアイテムを選ぶと安心です。
また、玉造温泉街には土産物店やカフェが点在しており、散策自体も楽しめます。「勾玉(まがたま)作り体験」ができる工房もあり、島根らしい体験を楽しむのも旅の彩りになります。天候が変わりやすい山陰地方では、折りたたみ傘を持参しておくと安心です。
よくある質問
玉造温泉の予算の目安は?
1泊2日・1人あたりの宿泊費(夕朝食付き)の目安は、1万5,000円〜3万5,000円程度。白石家や旅亭 山の井のような旅館では2万円台後半になることもありますが、食事や温泉の質を考えれば決して高くはないという声が多いです。松乃湯やRYOKAN OQOQはコスパが良く、1万円台から楽しめるプランもあります。移動費や食べ歩き代を含めると、2泊3日で1人5〜8万円前後が現実的な目安です(2026年7月時点。最新の料金は楽天トラベルでご確認ください)。
玉造温泉は何泊がおすすめ?
出雲大社や松江城の観光も組み合わせるなら、2泊3日がちょうどいい。1泊2日でも温泉と近隣スポットを楽しむことはできますが、「もう1日いたかった」という声が多いのが正直なところ。初めての玉造温泉なら2泊3日を基本に計画してみてください。宿での時間をゆっくり取りたいなら、観光は絞って宿での時間を長めにとるのもひとつの選択肢です。
古民家宿と普通の旅館の違いは何ですか?
古民家宿は、もともと民家や農家として建てられた古い建物をリノベーションして宿にしたもの。太い梁、土間、囲炉裏、木の素材感など、現代建築にはない「時間の積み重なり」を感じる空間が特徴です。玉造温泉エリアの場合、完全な古民家というより「昭和時代の旅館の風情を色濃く残した宿」や「古い建物を現代的にリノベーションした宿」のほうが実態に近いかもしれません。どちらにせよ、チェーン系のビジネスホテルとは異なる、独自の空気感があるのが魅力です。
まとめ
玉造温泉の古民家・レトロ旅館を楽しむ旅、いかがでしたか。今回ご紹介した4軒は、それぞれ違う魅力を持っています。老舗の格式を楽しむなら白石家、貸切風呂でプライベートな時間をつくるなら旅亭 山の井、昭和レトロな空気に浸りたいなら松乃湯、古民家をモダンに解釈した空間に泊まりたいならRYOKAN OQOQと、目的に合わせて選んでみてください。
玉造温泉の「美肌の湯」は、一度浸かるとその効果を実感できる、本当に特別なお湯。出雲大社への縁結びお参りや松江の観光と合わせて、島根をじっくり楽しむ旅の拠点として活用してみてください。人気の宿は週末を中心に早めに埋まることが多いので、気になる宿は楽天トラベルで早めにチェックしておくのがおすすめです。素敵な玉造温泉の旅になりますように!










