群馬県みなかみ町の水上温泉、温泉地として有名ですが、実はフォトスポットの宝庫でもあります。谷川岳の雄大な自然、異世界感漂う駅、渓谷の紅葉、そして日本最大級の露天風呂。これだけ違う種類の「絵になる場所」が一か所に集まっているのは、かなり珍しいと思います。

気になって徹底的に調べてみたら、SNSで話題になっているスポットから、地元でしか知られていない穴場まで、撮影したくなる場所がたくさんありました。この記事では、水上温泉エリアのフォトスポットを厳選して紹介します。2026年最新情報をもとにまとめています。

水上温泉エリアってどんな場所?

水上温泉は群馬県利根郡みなかみ町にある温泉地で、JR上越線の水上駅が玄関口です。日本百名山・谷川岳と利根川の清流に囲まれた自然豊かなエリアで、温泉・アウトドアアクティビティ・紅葉が揃う四季の観光地です。

水上温泉エリアは「温泉に入りながら大自然を満喫する」というコンセプトがぴったりの場所です。東京から新幹線+在来線でアクセスでき、上越新幹線の上毛高原駅からバスを使う方法もあります。都市部からのアクセスがよい割に、到着したら一気に山深い自然の中に入れるギャップが魅力です。

フォトスポットとしての水上温泉の魅力は、季節によって表情がまったく変わること。春は新緑と残雪のコントラスト、夏はラフティングが映える清流、秋は渓谷の紅葉、冬は雪景色の温泉街と、何度来ても新しい写真が撮れます。

水上温泉エリアのフォトスポットは広い範囲に点在しています。レンタカーかマイカーがあると移動がスムーズですが、水上駅から徒歩圏内のスポットもあります。各スポットの営業時間・アクセスは2026年7月時点の情報をもとにしており、変更の可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。

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水上温泉エリアの厳選フォトスポット6選

フォトジェニックな場所を絞って紹介します。「絵になる場所」というより「忘れられない1枚が撮れる場所」を基準にセレクトしました。

1. 諏訪峡(すわきょう) ─ 渓谷美と紅葉が重なる水上の名所

利根川が長い年月をかけて造り出した渓谷が諏訪峡です。笹笛橋から眺める景色は、谷川岳の山容と赤や黄色に染まった渓谷が重なる、まさに1枚の絵のような風景です。

諏訪峡は水上温泉からも歩いてアクセスできる渓谷スポットで、遊歩道が整備されているので気軽に散策できます。最大の見どころは「笹笛橋」という吊り橋で、そこからの眺めが絶品です。谷川岳と利根川の流れ、そして両岸に広がる紅葉が一枚の構図に収まります。

紅葉の見頃は例年10月下旬から11月中旬ごろです。朝の光の中で川霧が漂う時間帯に訪れると、より幻想的な写真が撮れます。渓谷沿いには与謝野晶子の歌碑が設置された公園もあり、文学的なエピソードを知ってから訪れると景色の見方が変わります。

夏はラフティングのボートが川を下る様子も迫力があって、また違った意味で映えます。シーズンごとに表情が変わるスポットなので、何度来ても飽きないです。

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2. 土合駅(どあいえき) ─ 日本一のモグラ駅、異世界感が圧倒的

土合駅は「日本一のモグラ駅」として知られ、下りホームまで462段の階段を地下深く下りていきます。薄暗い通路を歩いていく体験は、写真に撮るとまるで別世界のような雰囲気になります。

土合駅(JR上越線)は群馬・新潟の県境付近にある無人駅で、普通の駅とは全く異なる構造をしています。上りホームは地上にありますが、下りホームへは462段の階段をひたすら下りて行かなければならず、所要時間は約10分です。

この「地下への長い旅」の過程が写真映えするんです。薄暗い通路に光がぼんやりと差し込む様子、延々と続く階段のパース感、そして誰もいない静寂な空間。口コミを読んでいると「映画のワンシーンみたい」「こんな駅が日本に存在するとは思わなかった」という感想が多くて、行く前から期待が高まりました。

2026年時点では、駅前にグランピングパークとカフェも新たにオープンしています。谷川岳の湧き水を使った飲み物や地元食材の料理が楽しめるとのことで、写真を撮ったあとにひと息つける場所として使えます。

駅自体への入場は自由ですが、列車に乗るためにはきっぷが必要です。写真撮影だけであれば、ホームの改札内に入らず駅舎と外観を撮影することになります(安全確認の上でご訪問ください)。

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3. 谷川岳・一ノ倉沢 ─ 日本百名山の圧倒的な岩壁

谷川岳の一ノ倉沢は、日本を代表する岩壁として知られています。垂直に切り立った岩肌と、秋の紅葉が染める渓谷の組み合わせは、日本の山岳写真の中でも屈指のスポットです。

谷川岳は日本百名山のひとつで、一ノ倉沢はその麓に位置する岩壁エリアです。本格的な登山をしなくても、一ノ倉沢出合まで車道(または徒歩)でアクセスできるため、カメラを持ったハイカーや写真愛好家にも人気があります。

一ノ倉沢の岩壁は圧倒的なスケールで、見上げると首が痛くなるほどの高さがあります。秋になると、白い岩肌と赤や黄色の紅葉が重なる景色になり、これが本当に息をのむ美しさです。日本にこんな場所があったのかという驚きがあります。

早朝の訪問がおすすめで、光の向きが岩壁に正面から当たる時間帯(午前中の早い時間)が撮影のベストタイムです。天候が変わりやすいエリアでもあるため、晴れ間を狙うなら天気予報をこまめにチェックしましょう。

一ノ倉沢は雪崩や落石の危険があるエリアでもあります。山岳ガイドの指示に従い、立入禁止区域には絶対に入らないでください。登山道の最新情報は谷川岳山岳資料館などで確認できます。

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4. 赤谷湖 ─ 静かな湖面に映る秋の色

赤谷湖は利根川をせき止めて造られた人工湖で、秋の紅葉シーズンに特に人気のフォトスポットです。湖面に周囲の紅葉が映り込む「リフレクション」が撮れる場所として知られています。

赤谷湖は三国街道沿いに位置し、水上温泉から車で数分のアクセスです。静かな湖面に周囲の山々の紅葉が映り込む景色は、見た目の美しさもさることながら、写真に撮ると格別の仕上がりになります。

湖畔には散策路が整備されており、角度を変えながらゆっくり撮影ポイントを探せます。朝の風がない時間帯はリフレクションが特にきれいに出るため、早朝の訪問が一番おすすめです。観光客が少ない時間帯に独り占めできる静けさも魅力のひとつです。

紅葉シーズン以外も、春の新緑が湖面に映る景色や、冬の雪景色など一年を通じて表情が変わります。水上温泉に泊まったついでに立ち寄れる近さなので、時間が許せばぜひ足を運んでほしいスポットです。

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5. 照葉峡(てりはきょう) ─ 11の滝が織りなす絶景渓谷

照葉峡は水上から奥へ向かう山道に広がる渓谷で、11の滝が連続する独特の景観が魅力です。秋の紅葉時期は特に美しく、谷川岳エリアの中でも隠れた名所として知られています。

照葉峡は観光ガイドには載っていても実際に訪れる人が少ない、知る人ぞ知る渓谷スポットです。11の異なる表情を持つ滝が点在する渓谷を歩きながら撮影できる環境で、歩くほどに新しい景色に出合えます。

紅葉の時期は9月下旬から始まり10月中旬が見頃です。谷川岳エリアの中では比較的早くに紅葉が始まる場所で、みなかみ全体の紅葉シーズンの「走り」として楽しめます。透明な水が流れる滝と色づいた葉のコンビネーションは、写真に撮ると絵画のような仕上がりになります。

道路沿いから見えるスポットが多いため、歩けない方でも車の窓から眺めるだけでも十分楽しめます。ただし、路面が狭い山道なので運転には注意が必要です。

6. 宝川温泉 ─ 大自然の中の日本最大級露天風呂

宝川温泉は「日本最大級の混浴露天風呂」として知られ、その圧倒的なスケールの露天風呂と周囲の原生林の組み合わせが写真映えします。温泉入浴とフォトジェニックな体験を同時に楽しめる唯一無二のスポットです。

宝川温泉汪泉閣(おうせんかく)は、水上からさらに奥地に入った秘境にある温泉宿です。最大の「子宝の湯」は200畳分の広さを誇る日本最大級の混浴露天風呂で、周囲の原始的な森と宝川の流れを眺めながら湯に浸かれます。

「え、この価格でこの体験?」と思ったくらい、規模感に対して費用が想像より手頃な印象がありました。女性専用の「摩耶の湯」は100畳の広さで、こちらも自然の中に溶け込むような露天風呂です。

温泉に入りながら撮影することは当然できませんが、施設内の渓谷沿いの景観や、巨大な露天風呂の全体感を撮影できる場所もあります(プライバシーへの配慮は必須です)。「日本の秘境温泉フォト」というジャンルで特別な1枚が撮れるスポットです。

宝川温泉汪泉閣の予約はこちら

フォトスポット巡りにおすすめの宿3選

撮影旅行に適した宿を選ぶポイントは「早朝に動けるかどうか」です。良い光の時間帯に撮影したいなら、朝食前に出発できる宿が理想。以下の3軒はいずれも楽天トラベルで予約できます。

水上温泉 源泉湯の宿 松乃井(大江戸温泉物語Premium 松乃井)

利根川と谷川岳を望む立地の源泉かけ流し旅館です。2026年8月7日から大江戸温泉物語Premiumとしてリニューアル開業予定。楽天トラベルの施設番号9290で変わらず予約できます。

松乃井は水上温泉の中心に位置し、諏訪峡や赤谷湖など主要フォトスポットへのアクセスが良い老舗旅館です。利根川の流れと谷川岳の山並みを眺める大浴場の景色は、それ自体がひとつのフォトスポットとも言えます。

源泉かけ流しの温泉でゆっくり疲れを取りながら、翌朝の撮影に備える。そういう旅のリズムが作りやすい宿です。2026年8月7日以降は「大江戸温泉物語Premium 松乃井」として新しいスタイルで営業開始予定のため、最新情報は楽天トラベルでご確認ください。

水上温泉 源泉湯の宿 松乃井の空き状況を確認する

水上温泉 みなかみホテルジュラク

3つの大浴場・12種類のお風呂が自慢のホテルです。「天狗の湯」「翠渓の湯」「せせらぎの湯」の名前からも分かるとおり、それぞれ異なるコンセプトで温泉を楽しめます。

みなかみホテルジュラクは温泉の種類の豊富さで選ぶ人が多い宿です。大浴場が3つあり、ジャグジー・打たせ湯・サウナなど12種類のお風呂が揃っているため、温泉巡りを宿の中だけで楽しめます。

夕食のビュッフェも充実しており、観光・撮影でたくさん歩いた日の夕食としてぴったり。フォトスポット巡りで体力を使った後、温泉でしっかり回復して翌朝に備えるという使い方に向いています。

水上温泉 みなかみホテルジュラクの空き状況を確認する

水上温泉フォト旅を成功させるためのポイント

フォトスポット巡りを充実させるために、事前に知っておくと役に立つ情報をまとめました。

まず、光の時間帯を意識しましょう。渓谷や湖の写真は朝の柔らかい光が最も美しく撮れます。諏訪峡や赤谷湖の早朝撮影を目標にするなら、宿に前泊して7時ごろに出発する計画が理想です。

次に、季節とスポットの相性を確認しましょう。紅葉シーズン(10〜11月)は諏訪峡と照葉峡が最高潮です。夏(6〜8月)は渓谷の青々とした緑とラフティングが映え、冬(12〜2月)は雪景色の温泉街と谷川岳の白銀が絵になります。

カメラの設定については、渓谷の滝を撮る場合はスローシャッターで水の流れを表現すると映えます。三脚があるとより安定した写真が撮れます。

各フォトスポットの立入禁止区域や撮影ルールは施設・場所によって異なります。2026年7月時点の情報をもとにしていますが、最新のルールは現地の案内板や楽天トラベル掲載宿のスタッフにご確認ください。

よくある質問(FAQ)

Q: 水上温泉のフォトスポットは車がないと回れない?

A: 諏訪峡と土合駅はJR上越線の水上駅から比較的アクセスしやすいです。ただ、照葉峡・一ノ倉沢・赤谷湖などは車があると格段に効率よく回れます。レンタカーの利用をおすすめします。


Q: 紅葉シーズンの水上温泉は混む?

A: 混みます。特に10月下旬〜11月上旬の週末は、諏訪峡周辺の駐車場が満車になることがあります。平日の訪問または朝早めの行動で対処できます。宿の予約もこの時期は早めに。


Q: 土合駅の撮影で注意することは?

A: 駅のホームや構内への立入は列車利用時に限られます。撮影は駅舎外観や、きっぷを購入した上でホームに下りて撮影することになります。撮影マナーを守り、列車や他の利用者の邪魔にならないようにしましょう。


まとめ

水上温泉エリアは、「温泉地」という枠にとどまらない撮影スポットの宝庫です。渓谷の紅葉、異世界的な駅、日本百名山の岩壁、日本最大級の露天風呂と、これだけ多様な被写体が集まっているエリアは珍しい。

撮影旅行の拠点として温泉宿に泊まり、早朝から夕方まで各スポットを回る1泊2日のプランが最も充実した体験ができると思います。宿の予約は人気シーズンほど早く埋まるので、楽天トラベルで早めにチェックしておきましょう。