「結婚記念日に、いつものビジネスホテルじゃなくて特別感のある宿に泊まりたい」と思い立ったのが、正直このテーマを調べ始めたきっかけです。夫も旅行好きで、「高松・瀬戸内エリアで何か面白い宿ないかな」という会話から、古民家系の宿に興味が湧いてきました。
気になって調べてみたんですが、「高松 古民家 宿」で検索しても、よくあるまとめ記事が多くて、「結局どの宿が自分たちに合うのかわからない」という壁にぶつかった方も多いのではないでしょうか。
この記事では、楽天トラベルで実際に予約できる高松・香川エリアの古民家宿を4軒に絞って紹介します。「一棟貸しか個室か」「高松市内か郊外か」という2つの軸で整理しているので、自分の旅行スタイルに当てはめながら読んでみてください。
なお、料金・プランは2026年8月時点の情報を元にしています。最新の空室状況と料金は、各宿の楽天トラベルページでご確認ください。
高松の古民家宿を選ぶ前に知っておきたい2つの軸
高松エリアの古民家宿は、大きくわけると「一棟貸しタイプ」と「個室タイプ」に分かれます。さらにその中で、高松市内の「町なか立地」か、坂出・宇多津方面の「郊外立地」かという違いもあります。
この2軸をまず整理してから宿を選ぶと、旅行スタイルとのミスマッチが減って満足度が上がりやすいと思っています。
一棟貸しか個室か。まずプライベート感の希望を決める
一棟貸しは、建物まるごとを1組のグループで使います。他の宿泊者と廊下やトイレを共有することなく、自分たちだけの時間と空間を楽しめるのが最大の魅力です。カップルや夫婦旅行、少人数のグループ旅行など「気兼ねなく過ごしたい」という場面に向いています。プライベートの庭や露天風呂が付いている宿も多く、特別な記念日や贅沢したい旅行にぴったりです。
一方、個室タイプは、建物の一部(部屋)を借りるスタイルです。他の宿泊者と玄関や廊下などを共有することはありますが、その分料金が一棟貸しより抑えられる傾向があります。宿のオーナーや他のゲストとの交流が生まれることもあり、「古民家を体験したいけど費用も気になる」という方に向いています。
どちらが正解というわけではなく、旅行の目的と予算で選ぶのがいちばんです。個人的には、記念日や2人だけの旅行なら一棟貸し、複数の目的を詰め込む旅行や予算を抑えたいときは個室タイプが選びやすいと思います。
高松市内か郊外か。観光動線と宿の立地を合わせる
もうひとつの軸は「立地」です。高松市内にある宿は、栗林公園・玉藻城(高松城跡)・高松中央商店街・直島・豊島へのフェリー乗り場(高松港)と観光動線がつながりやすい利点があります。電車やバスを中心に動きたい場合は、市内立地が断然便利です。
一方、坂出・宇多津方面の郊外の宿は、瀬戸大橋や宇多津の古い街並みといった別の観光資源があります。車があればアクセスに困ることはほぼありませんが、レンタカーやカーシェアが必要になるケースが多いです。静かな環境で「とにかく宿にこもりたい」という旅行スタイルには郊外立地が合いやすいです。
graph TD
A[高松で古民家宿に泊まりたい] --> B{1日1組の完全プライベートがほしい?}
B -->|はい| C{予算はハイラグジュアリーOK?}
B -->|いや、個室タイプでいい| D{高松市内 vs 郊外どちら?}
C -->|はい・記念日やハネムーン| E[穴吹邸 施設番号187641<br/>日本庭園・露天風呂・サウナ付き邸宅]
C -->|予算を抑えたい| F[日和庵 施設番号170275<br/>昭和町駅徒歩2分・庭付き古民家]
D -->|高松市内が便利| F
D -->|郊外の静かな環境でOK| G{BBQ・歴史体験が好き?}
G -->|はい| H[がもう家 施設番号192225<br/>坂出市・江戸時代の庄屋屋敷・蔵ステイ]
G -->|町家の雰囲気が好き| I[古街の家 施設番号148903<br/>宇多津町・水辺の2棟の町家]
穴吹邸(高松市城東町)── 1日1組限定、日本庭園と露天風呂を独占する邸宅ステイ
穴吹邸は、高松市城東町に位置する1日1組限定の一棟貸し邸宅ホテルです。楽天トラベルの特集記事でも紹介されており、直島・豊島などのアートアイランドへのトリップ拠点としても使われている宿です。
住所は高松市城東町1-7-15で、高松市の中心部からアクセスしやすい位置にあります。建物は明治時代からの蔵を改修した歴史的な建物で、日本庭園・露天風呂・サウナが備わっているのが最大の特徴です。
施設内には手入れの行き届いた日本庭園があり、露天風呂はプライベートで独占して使える仕様です。「普通の旅館のお風呂と格が違う」という感想が口コミに複数見られ、特別な旅行の場としての評判が高い宿です。
調べていてテンションが上がったのは、この宿に「日本庭園を眺めながら入れる露天風呂」が付いているという点です。古民家の邸宅スタイルで、プライベートの露天風呂とサウナまで独占できるというのは、高松エリアではなかなか見当たらない組み合わせです。
料金は1泊数十万円〜のハイラグジュアリーラインになります。特別な旅行の予算を確保できる方には、強くおすすめできる一棟貸しです。最新の空室状況と料金は楽天トラベルでご確認ください。
日和庵(高松市昭和町)── 庭付き古民家を丸ごと一棟貸切、駅から徒歩2分の利便性
高松市内で一棟貸しの古民家宿を探しているなら、日和庵も候補に入れてほしい宿です。高松市昭和町2-318-9に位置し、高松琴平電気鉄道(ことでん)昭和町駅から徒歩約2分という好アクセス。市内観光をしっかり楽しみながら、夜は古民家にこもって静かに過ごしたいという旅行スタイルにぴったりです。
日和庵の特徴は、天然木の香りあふれる古民家の一棟まるごと貸切という点です。建物面積は約77.4㎡で、約48㎡の日本庭園を眺めながら過ごすことができます。「瀬戸内のぽかぽか陽気が庭から注ぎ込む」という施設の説明がまさにそのままの雰囲気で、庭に面した縁側でぼんやり過ごす時間が想像できます。
設備はキッチン、洗濯機、電子レンジ、冷蔵庫、ドライヤー、Wi-Fiと一棟貸し宿に必要なものが揃っています。民泊形式のため、フロントで対面チェックインというよりもセルフチェックイン寄りのスタイルになります。
調べていて気になったのは、「スーパーが徒歩圏内」「ウーバーイーツも使える立地」という口コミが出ていた点です。高松市内に泊まって夜は手軽に食材を仕入れてキッチンで料理したり、近くで食べてきたりと、自由度の高い過ごし方ができそうです。
予算を一棟貸しでありながらも比較的抑えたいという方にも選ばれやすい宿です。最新の空室・料金情報は楽天トラベルでご確認ください。
がもう家(坂出市加茂町)── 江戸時代の庄屋屋敷で過ごす「蔵ステイ」体験
高松市内を離れて郊外まで足を伸ばすなら、がもう家が断然おすすめです。香川県坂出市加茂町825にある旅館で、江戸時代に建てられた庄屋屋敷がそのまま宿になっています。高松空港から車で約30分、坂出北ICや高松檀紙ICから約15分という場所にあります。
一番の見どころは、戦前に醤油醸造に使われていた蔵を客室に改装したという「蔵ステイ」体験です。客室は北面の「綾折(あやおり)」と南面の「百瓝(ひゃっかん)」の2部屋があり、それぞれ蔵の重厚な雰囲気を生かした空間になっています。古民家の宿というと「設備が古くてちょっと不安」という声も聞かれますが、がもう家の口コミには「清掃が行き届いていて清潔」「想像以上に綺麗だった」という感想が複数寄せられていました。
これは実はかなり重要なポイントで、楽天トラベルの口コミ14件すべてが5.00という最高評価を付けています。50件とは言わず14件でも全員5点というのは、正直なかなか見られない数字で、この一点で「がもう家は信頼できる宿」だと判断できます。
BBQガーデンが付いていて、炭火グリルは有料ですが花火はOKという開放的な雰囲気も魅力です。2部屋あるため、友人グループで別々の部屋を予約する使い方もできます。
レンタカーやマイカーでのアクセスが基本になりますが、坂出・高松エリアを車で動く計画ならかなり使い勝手の良い宿です。詳しいプランと料金は楽天トラベルでご確認ください。
古街の家(宇多津町)── 水辺の古い街並みに佇む2棟の町家宿
古街の家は、香川県綾歌郡宇多津町2126-1にある、宇多津の古い街並みに生まれ変わった2棟の町家宿です。JR宇多津駅から徒歩圏内で、瀬戸大橋を渡ったすぐ先の宇多津という場所柄、「瀬戸大橋を眺めながら香川の町家に泊まる」というユニークな体験ができます。
宿は「臨水(りんすい)」と「背山(はいさん)」の2棟から成っています。臨水は文字通り水辺に臨む棟で、宇多津の水路に面したロケーション。背山は山を背にした落ち着いた雰囲気の棟です。2棟それぞれに異なる景色と雰囲気があるため、「どちらにしようか迷う」という声が口コミでも見られます。
高松市内からは車で約30分ほど。丸亀城観光や、坂出・丸亀エリアを中心に旅行する計画なら、宇多津に宿を取るのは動線として合理的です。骨付鳥で有名な「一鶴」の丸亀本店も近いエリアです。
宇多津という場所は江戸時代に塩の産地として栄えた歴史ある町で、現在も古い町並みが残るエリアです。単なる「宿に泊まる」だけでなく、宿とその周辺の街並みをセットで楽しめるのが古街の家の魅力だと思います。
車がないと動きにくいエリアであることだけは正直に書いておきます。ただ、車があるなら坂出・丸亀周辺の観光と組み合わせて動きやすいので、その点もセットで考えてみてください。最新の空室状況は楽天トラベルでご確認ください。
予約前に知っておきたい!古民家宿の正直なところ
古民家宿の魅力は、歴史ある建物の空気感と非日常的な体験にあります。ただ、正直に言うと、通常のホテルや新築の旅館と同じ感覚で泊まると「思っていたのと違う」とギャップを感じる場面もあります。予約前に知っておいてほしいことを、口コミも踏まえながらまとめておきます。
「古い建物だから絶対に虫が出る」と決めつけるのもよくないですが、夏場はどうしても外からの虫の侵入が完全にゼロにはならないことがあります。今回紹介した4軒については口コミで大きな不満として出ていなかったので安心していますが、古い建物である以上、「自然と共存する余裕」はあったほうが旅の満足度を保ちやすいです。
古民家宿選びで口コミを活用するコツ
楽天トラベルの口コミでは「良かった点」だけでなく「気になった点」も必ず読むようにするのがポイントです。特に夏に泊まった人の口コミ、冬に泊まった人の口コミで「冷暖房の効き」についての感想を探すと、古民家宿のリアルな快適さがわかります。
今回紹介した4軒のうち、がもう家(192225)は冷暖房完備・清潔感高評価が複数口コミで確認できましたし、日和庵(170275)は個別空調完備と記載があります。口コミの評価点や具体的な感想で「清潔感」「冷暖房」に関するコメントが好意的なら、快適に滞在できる宿と考えていいと思います。
予約時に確認しておきたいこと
古民家宿で予約前に確認しておくと安心なポイントをまとめます。
キャンセルポリシーはとくに要確認です。一棟貸しの宿は直前キャンセルの料金が100%になるケースが多く、例えばがもう家は7日前から100%、日和庵は6日前から100%というポリシーになっています。旅行計画が変わりやすい時期の予約は、早めにポリシーを確認してから動くのが安心です。
アクセス手段は、郊外立地の宿(がもう家・古街の家)では特に確認が必要です。高松駅や坂出駅からの公共交通機関だけではアクセスが難しいケースが多いため、レンタカーやカーシェアも含めて計画してみてください。
バリアフリー対応については、今回紹介した古民家宿は基本的に非対応です。段差が多い、廊下が狭いなどの構造的な制約があることを事前に頭に入れておいてください。
まとめ
高松・香川エリアの古民家宿を探しているなら、まずは「一棟貸しか個室か」「高松市内か郊外か」の2軸で自分の旅行スタイルを整理してみてください。
今回紹介した4軒を整理すると、こんなふうに使い分けができます。
高松市内で一棟貸しのプライベート感を重視するなら、穴吹邸(施設番号187641)か日和庵(施設番号170275)が候補です。穴吹邸は日本庭園・露天風呂・サウナ付きの最高級ラインで記念日・ハネムーンに向いていて、日和庵は昭和町駅から徒歩2分という利便性の高さと庭付き古民家の居心地の良さが魅力です。
郊外でゆっくり過ごしたいなら、がもう家(施設番号192225)か古街の家(施設番号148903)が合います。がもう家は江戸時代の庄屋屋敷という歴史的な建物と口コミ全員5.00という安心感が強みで、古街の家は宇多津の古い街並みに佇む2棟の町家という立地の雰囲気が魅力です。
どの宿も楽天トラベルで予約できます。空室状況はリアルタイムで変わるので、気になった宿はお早めに確認してみてください。










