正直に言うと、伊勢神宮に参拝するたびに「泊まる宿は何にしよう」と悩んでいました。老舗旅館も好きだけど、せっかくの女子旅だからフォトジェニックな空間にも泊まってみたい。そんなことを考えながら調べていて気になったのが、伊勢エリアで増えてきた「リノベホテル」の存在です。
リノベホテルとは、歴史ある建物や古民家をおしゃれに改装した宿泊施設のこと。昭和の蔵や明治の商家をそのまま活かしながら、現代の快適さを加えた空間は、新築ホテルにはない独特の雰囲気があります。伊勢という街の雰囲気ともよく合うんですよね。おかげ横丁を散歩したあとに、歴史ある建物の中でくつろぐ時間って、なんだかぜいたくだと思いませんか。
気になって調べてみたら、古民家をそのままリノベーションした宿から、2026年にリニューアルオープンした旅館、ミニマルデザインのブティックホテルまで、伊勢エリアには個性豊かな選択肢がたくさんあることがわかりました。この記事では、実際に楽天トラベルで予約できる伊勢のリノベホテル・おしゃれ宿を5軒ご紹介します。それぞれの宿の特徴や、女子旅にぴったりなポイントを詳しくお伝えしますね。
伊勢でリノベホテルを選びたくなる理由
お伊勢参りのあとは、宿でも「時代の空気」を感じたい
伊勢神宮の内宮・外宮を参拝していると、石畳の参道や木々の緑、白木の社殿がつくり出す「時間の重なり」に、どこかじんとするものを感じます。そのまま近代的なビジネスホテルに泊まると、旅の余韻がすっと消えてしまうような気がしませんか。
そこで注目したいのが、古い建物を活かしたリノベホテルや和モダンの宿です。たとえば江戸・明治時代の商家や蔵を改装した宿に泊まれば、伊勢神宮が醸し出す「古くて深い何か」をもう少し長く感じることができます。旅の体験として考えたとき、宿そのものが観光スポットになる感覚です。女子旅であれば写真映えもしますし、インスタに載せたときの世界観が断然まとまりやすいというメリットもあります。
古い建物のリノベーションがなぜ伊勢にフィットするのか
伊勢市の中心部には、江戸時代から続く河崎地区という地域があります。かつて伊勢神宮へのお参り客に物資を供給した問屋街で、今も黒い板壁の蔵や切り妻屋根の商家が残っています。こうした歴史ある建物を活用したリノベーション施設が近年増えており、街全体がひとつの宿になるような「分散型ホテル」の動きも出てきました。
また、おはらい町やおかげ横丁の伝統的な街並みが残っているエリアで育ったデザイン感覚が、リノベホテルの空間づくりにも影響しているように感じます。余計な装飾を省き、古い素材の質感をそのまま見せる手法は、伊勢らしい「削ぎ落とした美しさ」と相性がいいのかもしれません。2026年現在、伊勢への旅行需要は高まっており、良質な宿はシーズンを問わず予約が埋まりやすくなっています。
NIPPONIA HOTEL 伊勢河崎 商人町
商人町の蔵と町家をまるごとホテルに変えた挑戦
2025年4月に開業したNIPPONIA HOTEL 伊勢河崎 商人町は、伊勢市の河崎地区に残る明治・昭和時代の町家や蔵を6棟まるごと改修した、分散型の宿泊施設です。全8室というこぢんまりとした規模ながら、街にとけ込んだ佇まいが圧倒的におしゃれ。外観からして「これが宿なの?」と思うほど自然に街並みに収まっています。
客室は黒い板壁や古い木梁をそのまま生かしながら、モダンな照明やこだわりの家具をあわせた空間に仕上げられています。古い蔵の石壁が残っている部屋、商家の広間をリビングに使った部屋など、それぞれが個性的で「どの部屋がいいかな」と悩む楽しさがあります。伊勢市駅の北東に位置し、外宮から徒歩約20分ほどの距離です。
6棟を渡り歩く「まち歩き感覚」の滞在
NIPPONIA HOTEL の面白いところは、フロントと客室が同じ建物にないこと。チェックイン後は地図を片手に「自分の棟はどこかな」と河崎の路地を歩いていく体験自体が旅の一部になります。途中でお気に入りのカフェを見つけたり、古道具屋を覗いたりしながら宿に向かうプロセスが、ふつうのホテルでは味わえない楽しさです。
河崎地区は一般的な観光ルートには含まれていないこともあって、人が少なくて静か。朝早く起きて路地をぶらぶら歩けば、地元の人の生活が垣間見えるような時間を過ごせます。観光地の喧騒から少し離れた場所にこそある伊勢の本当の顔を、この宿は自然に見せてくれます。分散型ホテルを体験したことがない方には特におすすめです。
実際にどんな人に向いている?
「伊勢神宮参拝も大事だけど、宿そのものが旅の主役になってほしい」という気持ちがある方にはぴったりです。全8室なので静かで落ち着いた時間が保たれており、人が多い時期でも混雑感が少ないのも魅力です。一方で、大浴場や温泉を期待している場合はほかの宿との組み合わせを考えたほうがいいかもしれません。写真映えという観点からは、建物の外観を含めた街並みとのコントラストが最高で、フォトジェニックな写真が撮りやすいです。
いにしえの宿 伊久(共立リゾート)2026年4月リニューアル
リニューアル後に何が変わった?
2026年4月1日にリニューアルオープンしたいにしえの宿 伊久は、伊勢神宮内宮のほど近くに位置する和モダンリゾートです。リニューアルのポイントは客室の刷新で、露天風呂付き客室がさらに洗練された空間に生まれ変わりました。伊勢型紙のアートワークや伊勢木綿を使ったインテリアが随所に散りばめられていて、伊勢らしさを感じながらおしゃれな宿の雰囲気も楽しめる構成になっています。
ロビーには伊勢の伝統工芸品がさりげなく飾られ、チェックインの瞬間から「あ、ここはちゃんと伊勢の空気があるな」と感じます。お部屋は全室露天風呂付きで、自分のペースで温泉を楽しめるのは女子旅にとって大きなポイントです。朝の目覚めに浴槽からそっと身を起こして、木々の葉っぱを眺めながらの湯浴みは、日常ではまず体験できない贅沢です。
内宮まで歩いていける特等席
いにしえの宿 伊久のもう一つの魅力は、立地の良さです。伊勢神宮内宮まで専用の散策路を通って徒歩約15分。宿泊者限定で、観光客が少ない開門直後の早朝参拝や閉門間際の「夕間詰め」を体験できるのは、宿の立地ならではの特権といえます。人混みを避けて静寂の中で参拝できるという体験は、日帰りでは絶対に得られないものです。
お参りの前にはかたぱんと温かいコーヒーの無料サービスもあるそうで、これがまた旅の気分を上げてくれます。おはらい町やおかげ横丁へも近鉄五十鈴川駅からタクシーで8分という距離なので、食べ歩きや土産物選びにも困りません。観光の動線がうまく設計されているホテルに泊まると、旅全体の満足度が上がることを実感できると思います。
貸切風呂3つで女子旅の夜が充実
大浴場に加えて、予約不要・追加料金なしで利用できる貸切風呂が3つあります。「伊勢の湯」「青竹の湯」など趣の異なる貸切風呂は、空いていれば何度でも使えます。友達同士で来ているとき、大浴場だとどうしても周囲の目が気になりますが、貸切なら誰にも邪魔されずに女子旅トークの時間を持てます。湯上がりに部屋に戻って、浴衣姿でごろごろしながら次の日の計画を立てる時間も含めて、泊まりの旅の醍醐味だと個人的に思っています。
夜には小腹を満たす夜鳴きそばの振る舞いもあるので、お腹を空かせたまま眠ることもありません。こういった細かいおもてなしがしっかり揃っているのが、宿としての信頼感につながります。
伊勢外宮参道 伊勢神泉
駅から2分なのに天然温泉・露天風呂付き客室
JR・近鉄伊勢市駅からわずか徒歩2分という立地でありながら、全客室に天然温泉の専用露天風呂がついているのが伊勢外宮参道 伊勢神泉の最大の特徴です。駅近で温泉付き、しかも和モダンのデザインホテルというのは、伊勢エリアではなかなかないレアな存在。荷物を持ったまま移動したくない派の女子旅に、強く推したい宿です。
客室は畳の香りと洗練されたモダンインテリアが組み合わさった、和の雰囲気を現代的にアップデートした空間。色浴衣の色柄をフロントで選べるというサービスもあって、着替えた瞬間から気分が上がります。お部屋の照明やインテリアの色使いが写真映えしやすい設計になっているので、スマホで撮るだけでもそれなりに絵になる写真が撮れます。
外宮参拝との動線がぴったり
伊勢神宮の外宮は伊勢市駅から徒歩7分ほどの距離にあります。伊勢神泉からは外宮まで同じくらいの距離なので、朝食を食べたあとにそのままお参りに行けるアクセスの良さが魅力です。外宮を先に参拝して内宮へ移動するのが正式な順番とされているので、まず外宮に近い場所に泊まって翌朝参拝というプランがスムーズです。
外宮参道には地元の食材を使ったカフェやレストランが並んでいるので、チェックアウト後に軽くランチを楽しんでから電車で内宮方面へ向かうという動線も作りやすいです。旅のスケジュールを組む上で、宿の立地が動線に合っているだけで一日の疲労感がだいぶ変わります。
参道テラスカフェと伊勢の朝ごはん
ホテル直営の「お伊勢参りcafé 参道TERRACE」では、伊勢茶を使ったスイーツや自家焙煎コーヒーを楽しめます。朝の参拝前に温かいコーヒーを一杯、参道テラスで飲んでから出発する朝は、「旅っていいな」という気分に素直になれる時間です。一人でも友達とでも、ここでの朝は写真に残しておきたくなる雰囲気があります。
また、宿泊者は大浴場のロウリュサウナも利用できます。2026年現在、サウナ好きの旅行者にとっては「温泉もサウナも入れてデザインがいい宿」という選択肢が限られているので、伊勢神泉はそういった意味でも希少な存在です。参道という立地からくる「外宮参拝のあとのリセット」にも、ちょうどいい宿だと思います。
fav 伊勢(ミニマルデザインの次世代ホテル)
「暮らすように泊まる」非接触チェックイン
伊勢市駅から徒歩約7分に位置するfav 伊勢は、「暮らすように泊まる」というコンセプトが気持ちいいほど徹底されたデザインホテルです。チェックインは非接触の暗証番号入館で、フロントでの手続きがないため到着後すぐに自分の部屋へ向かえます。旅慣れた人ほど「この手軽さ、好き」と感じる仕組みです。
客室は30平米以上と旅館の和室ほどの広さがあり、白や木目調の色使いで統一されたミニマルな空間です。無駄なものが置かれていない部屋はすっきりとしていて、大きな窓から差し込む自然光がとても気持ちよく入ってきます。シモンズ製のベッドに座るとそれだけで「明日の朝は絶対に寝坊するな」という確信が生まれます。
伊勢神宮&おかげ横丁への拠点として優秀
伊勢市駅から徒歩圏内にある fav 伊勢は、外宮も含め伊勢観光の拠点として機能します。1階にはカフェがあって朝のコーヒーを確保できますし、周辺にも食事のお店が揃っています。ホテルとしての機能を必要最小限にぎゅっと凝縮させた潔さが、このホテルの魅力のひとつです。
価格帯は1泊1室あたり比較的手が届きやすい設定で、デザイン性の高い宿でゆっくりしたいけれどコストも気にしたいという場合に、真っ先に候補に入ってくる宿です。キッチンや浴室乾燥機などの設備も整っているので、連泊にも対応できます。旅の拠点として使いやすく、翌朝の動線もスムーズです。
都リゾート 志摩 ベイサイドテラス(志摩エリアまで足を延ばすなら)
英虞湾の海辺に広がる南欧リゾートの世界観
伊勢市から近鉄で約50分、志摩市の賢島駅近くにある都リゾート 志摩 ベイサイドテラスは、南欧風のクラシカルなデザインと伊勢志摩の絶景が融合した個性的なリゾートです。英虞湾を見渡せるロケーションに建つ白亜の建物で、アーチの連なる回廊や幾何学的な噴水がある中庭(パティオ)は、スマホを向けるだけで南欧のリゾート地にいるような写真が撮れます。
全室40平米以上で専用テラスが付き、テラスの向こうには英虞湾の青い水面が広がります。伊勢神宮から少し足を伸ばして志摩まで来たなら、ここに泊まる価値は十分にあります。伊勢と志摩を2泊3日でまわるプランを組んでいる方には特におすすめです。
写真映え必至のリゾート空間
ホテルの中心に広がるパティオは、日中も夜間も独特の雰囲気があります。日中はアーチの隙間から差し込む光が美しく、夜はライトアップされた噴水がロマンチックな雰囲気を演出してくれます。友達と来て「お揃いのリゾートワンピースで写真撮ろうよ」というシーンが自然に生まれる場所です。
大浴場やサウナもあって、観光で歩き疲れた体をリセットできます。食事は松阪牛など三重県の食材を使った料理を提供するレストランがあり、地元の味をしっかり楽しむことができます。伊勢志摩エリア全体を旅するなら、このホテルを最終日に向けて予約しておくことをおすすめします。英虞湾の夕陽は、旅の締めくくりにふさわしい景色です。
伊勢のリノベホテルを選ぶときの3つのポイント
伊勢神宮へのアクセスで絞り込む
伊勢神宮には内宮と外宮があり、公式の参拝順は外宮から内宮の順番です。まず宿の場所と神宮の位置関係を確認しておくと、旅のスケジュールが立てやすくなります。外宮に近いエリアに泊まる場合は伊勢市駅周辺(伊勢神泉やfav 伊勢など)、内宮に近いエリアに泊まる場合は五十鈴川駅や宇治山田駅周辺(いにしえの宿 伊久など)が目安です。NIPPONIA HOTEL 伊勢河崎 商人町は外宮寄りで、河崎の街歩きも楽しみたい方向けです。
リノベ「古民家系」と「モダン系」どちらを選ぶか
古い建物の質感や歴史的な雰囲気を味わいたいなら NIPPONIA HOTEL 伊勢河崎 商人町のような古民家リノベ系が向いています。一方で、デザインの洗練さや機能性の高さを重視するなら fav 伊勢や都リゾート 志摩 ベイサイドテラスのようなモダン系が向いています。いにしえの宿 伊久や伊勢外宮参道 伊勢神泉は両方の要素を持った「和モダン系」として、間をとりたい方に最適です。どのタイプを選ぶかは好みと旅の目的次第ですが、どれも楽天トラベルで予約でき、ポイントを貯めながら泊まれます。
楽天トラベルで早めに予約するのが正解
伊勢エリアはゴールデンウィーク・お盆・年末年始など混み合う時期が多く、特に人気の宿は2〜3ヶ月前から埋まっていくことも珍しくありません。楽天トラベルでは早期割引プランも掲載されることが多く、早めに予約するとポイント還元も含めてお得に泊まれる場合があります。行きたい日程が決まったら、まず楽天トラベルで空き状況を確認することをおすすめします。
まとめ
伊勢のリノベホテル・おしゃれ宿を5軒ご紹介しました。2025〜2026年にかけて、伊勢エリアでは古民家のリノベーション施設の開業やホテルのリニューアルが相次いでいます。参拝という目的に加えて、「宿に泊まること自体が旅の体験になる」という感覚で宿を選ぶと、伊勢への旅がまたひとつ楽しみになると思います。
今回紹介した5軒は、いずれも楽天トラベルで予約できます。楽天ポイントを活用しながら、伊勢らしい空間でゆっくりとした時間を過ごしてみてください。伊勢神宮への参拝のあとに、古い蔵の中でほっと一息つく瞬間。そんな旅の記憶が、きっと長く残るものになるはずです。なお、料金や営業情報は変動することがあるため、最新情報は各施設の公式サイトや楽天トラベルでご確認ください(2026年7月時点)。











