「トマムに来たら何を食べればいいんだろう」そんな疑問を持ったことはありませんか。雲海テラスが有名すぎるせいか、グルメの情報はなかなか前に出てきません。でも実際に調べてみると、トマムには北海道らしいグルメやスイーツがいくつかあって、食いしん坊な女子旅にも楽しめるスポットがあることがわかりました。

トマムは北海道の上川郡占冠村(しむかっぷむら)にある山岳リゾートエリアです。スキーリゾートとして、また夏の雲海テラスで全国的に知られています。標高が高く、澄んだ空気と豊かな自然に囲まれた環境は、北海道の食材をいっそうおいしくしてくれます。

この記事では、トマムのご当地グルメを中心に、雲海テラスの映えスイーツ、北海道素材を活かした料理、エリア周辺で食べたいものをまとめています。ランチにカフェに、北海道グルメを楽しむ旅のヒントにしてください。

雲海テラスの雲Cafe——映えスイーツと絶景が同時に味わえる

トマムのグルメといえば、まずここを外せません。標高1088mの雲海テラスに併設された「雲Cafe」は、雲をモチーフにしたオリジナルスイーツで注目を集めています。

雲ソフト・雲海ソーダ・雲海コーヒー——「雲グルメ」の種類

雲Cafeのメニューは、見た目から楽しめる「雲グルメ」が揃っています。ふわふわとした形が特徴的な「雲ソフト」は、ソフトクリームにオリジナルの造形を施した見た目が可愛いと話題です。綿あめをのせた「雲海ソーダ」は、炭酸ドリンクの上に雲のように盛り付けた綿あめが乗っていて、飲む前の見た目が抜群です。「雲海コーヒー」は雲形のマシュマロが浮かんでいて、コーヒーの香りと一緒に楽しめます。いずれも注文して受け取ったらすぐ写真を撮りたくなるデザインで、インスタ映えを意識した女子旅にはうれしいポイントです。

雲Cafeはガラス張りの屋内カフェで、雲海が見えるときは窓ごしに絶景を眺めながらスイーツを楽しめます。雲海は早朝に発生することが多く、2026年のシーズン(5月〜10月頃)は朝4:30〜8:00頃の営業が中心です。詳しい営業時間・入場予約方法は星野リゾート トマムの公式サイトでご確認ください。2026年より混雑緩和のため入場時間の事前予約制が導入されました。

雲海テラスへのアクセスとゴンドラ

雲海テラスへはゴンドラで山頂まで上がります。ゴンドラ乗り場はリゾートエリア内にあり、宿泊者以外でも別途料金で利用できます(料金・予約方法は公式サイトで最新情報をご確認ください)。乗車時間は約13分で、山頂に到着すると広大なパノラマが広がります。天候によって雲海の発生有無は変わるので、「見られたらラッキー」くらいの気持ちで行くといいです。晴れていれば大雪山系や日高山脈の山並みが一望でき、それだけで十分感動できます。雲海テラスを早朝に楽しむなら前泊がおすすめです。楽天トラベルでトマム周辺の宿を早めにチェックしておきましょう。

北海道素材のグルメ——トマムエリアの食体験

リゾートエリア内では、北海道産の食材を使ったさまざまなグルメが楽しめます。牛乳、チーズ、野菜、ジビエなど、北海道らしい素材が揃っています。

北海道牛乳・ソフトクリーム

北海道といえばやっぱり乳製品です。トマム周辺は酪農が盛んな道内でも自然豊かな地域で、濃厚な牛乳やソフトクリームが楽しめます。リゾートエリア内のカフェやショップでは、地元産の牛乳を使ったソフトクリームやドリンクが提供されています。北海道のソフトクリームはミルクの甘みがしっかりしていて、本州のものとは別物のおいしさがあります。「北海道に来たからには絶対食べる」というリストに入れておいてほしい一品です。

冬のトマム(スキーシーズン)は、ゲレンデ内の食堂や仮設カフェでホットチョコレートや温かいスープが楽しめます。ゲレンデで冷えた体を温める甘いドリンクは、北海道の冬旅の定番グルメです。スキーをしない人も、ゲレンデ近くのカフェエリアまで足を延ばしてみると、北海道の雪山の空気の中で楽しむホットドリンクという体験ができます。

占冠村の地元食材と周辺グルメ

トマムが位置する占冠村はとても小さな村で、村自体の飲食スポットは多くありません。ただ、占冠村ではトマトやじゃがいも、トウモロコシなどの高原野菜が栽培されており、旬の時期(7〜9月)には道の駅などで購入できることがあります。

よりグルメを楽しみたい場合は、トマムから車で約40〜50分の富良野エリアへ足を延ばすのがおすすめです。富良野はスープカレー、ラーメン、ラベンダーソフトクリーム、メロン、チーズなどのグルメが充実しています。特に夏はメロン農家直営の店で完熟メロンをその場で食べる体験ができ、「これが北海道か」と感動できます。富良野チーズ工房では地元産のチーズ試食も楽しめます。トマム滞在の1日を使って富良野グルメ巡りをするプランは、多くの旅行者が組み込んでいます。

スープカレーとラーメン——北海道らしいランチを楽しむ

北海道グルメの代表格といえばスープカレーとラーメンです。トマムエリアから車で移動すれば、本格的な北海道グルメが楽しめます。

富良野のスープカレー

スープカレーは北海道、特に札幌発のご当地グルメとして全国的に知られるようになりました。トマムから車で約1時間の富良野市にも専門店があり、北海道産の野菜をたっぷり使ったスープカレーが楽しめます。大きめにカットされた旬野菜と、深みのあるスパイスのスープが合わさった一品は、サラサラとした食べやすいカレーで、野菜の甘みが引き立っています。女性が食べやすい辛さ調整もできるお店が多いです。

旭川ラーメン・札幌ラーメン

北海道ラーメンといえば、旭川・札幌・函館の三大ご当地ラーメンが有名です。トマムから旭川までは車で約2時間ほどかかりますが、旭川は北海道第二の都市で観光と合わせてラーメン巡りができます。旭川ラーメンは醤油ベースのダブルスープ(豚骨×魚介)が特徴で、こってりしているのに後味がすっきりしている不思議なおいしさがあります。旭川に泊まる日程があればぜひ試してほしい一品です。

トマム冬のグルメ——スキーリゾートならではの食体験

冬のトマムはスキーリゾートとしての顔がメインで、ゲレンデ内のレストランや食堂では北海道らしいメニューが並びます。スキーやスノーボードをしなくても、雪の中を歩く「スノーシュートレッキング」やアイスビレッジの見学に合わせてリゾートに来る観光客も増えています。ゲレンデ周辺の飲食エリアでは、温かいラーメン、カレーライス、ジンギスカン(北海道名物の羊肉料理)などが食べられます。

特にジンギスカンは北海道グルメのひとつとして外せない存在です。本州ではあまり食べる機会が少ないですが、北海道ではポピュラーな料理で、厚みのある羊肉を鉄板で焼いてタレにつけて食べます。独特のにおいを気にする人も多いですが、北海道産の新鮮なラム肉は臭みが少なく、食べやすいと評判です。冬の寒い時期に熱々のジンギスカンを食べると、体が芯から温まります。

トマムと富良野を組み合わせるグルメプラン

1泊2日でトマムを訪れるなら、2日目に富良野方面へ移動するグルメプランがおすすめです。トマムから富良野まで車で約40〜50分、観光と食事を組み合わせた充実した旅になります。

富良野チーズ工房でチーズ工場見学

富良野チーズ工房では、北海道産の生乳を使ったチーズの製造を見学でき、直売所でできたてのチーズが購入できます。モッツァレラ、カマンベール、ゴーダなど種類も豊富で、試食ができる日もあります。自然豊かな環境の中にある工場で、外の景色を見ながら濃厚なチーズをつまむのは贅沢な体験です。チーズ工房に隣接したバターや手打ちそばを作れる体験工房もあり、食の体験コンテンツが充実しています。

夏のメロン・冬のスープカレー

季節によって楽しめるグルメが変わるのも富良野の魅力です。夏(7〜9月)は農家直営のメロン店が軒を連ね、完熟メロンをその場で切って食べる体験ができます。「北海道のメロンって本当においしいんだ」と、本州で食べてきたメロンとの差に驚く人が続出します。一方冬はスープカレーが体を温めてくれます。富良野市内にはスープカレーの専門店がいくつかあり、地元産の野菜を大ぶりにカットしたスープカレーは、温まるだけでなく具材の甘みが引き立つ一品です。

よくある質問

トマムのグルメ旅について、よく聞かれる質問をまとめました。

Q. 雲Cafeは宿泊客以外でも利用できますか?

雲海テラスへはゴンドラで上がる必要があり、宿泊者以外でも利用できますが、別途料金が必要です。2026年より入場時間の事前予約制が導入されています。最新の料金・予約方法は星野リゾート トマムの公式サイトでご確認ください。

Q. トマムのグルメだけを目的に行くのはアリですか?

トマムは自然とリゾートが融合したエリアで、グルメ単体というよりは「体験+グルメ」の組み合わせで楽しむのが向いています。雲海テラスや雪の景色を目的に来て、食事をリゾートで楽しむという形が多いです。グルメのみ目当てなら、富良野や旭川といった飲食店が充実した都市と組み合わせると満足度が高くなります。

Q. 子連れでもトマムのグルメを楽しめますか?

はい。ゲレンデのレストランや雲Cafeのスイーツは子どもも楽しめるメニューが多く、家族連れに向いています。雲ソフトや雲海ソーダは見た目も可愛く、子どもに大人気です。ゲレンデ食堂もカレーやラーメンなど子どもが食べやすいメニューが揃っています。

Q. トマムへのアクセス方法は?

新千歳空港からは車で約2時間(高速道路利用)、または特急「おおぞら」でトマム駅まで約1時間20分が便利です。トマム駅から星野リゾートトマム(雲海テラスがある複合リゾート)までは無料のシャトルバスが出ており、宿泊者でなくても雲海テラスの入場目的であれば利用できます。レンタカーがあると、富良野方面への日帰りドライブも選択肢が増えます。

なお2026年7月現在、トマム周辺の道路状況は安定していますが、冬期(11〜4月)は積雪・凍結が多く、冬道の運転に慣れていない場合はレンタカーより鉄道+バスを推奨します。スタッドレスタイヤ対応の車を用意し、安全運転を心がけてください(最新道路状況は北海道開発局のウェブサイトをご確認ください)。

トマムに泊まるならここ——ペンション イング・トマム

せっかくトマムエリアに来るなら、グルメを楽しむだけでなく1泊してゆっくり過ごすのもいい選択です。雲海テラスは早朝が見どころなので、前泊しておくと余裕を持って楽しめます。

ペンション イング・トマム

ペンション イング・トマムは、トマムエリアにある手作りの料理が評判のペンションです。夕食は自家製のウェスタン料理、朝食はセットメニューが提供され、オーナーのこだわりが感じられる食事が特徴です。12〜3月のスキーシーズンはJRトマム駅やトマムスキーリゾートへのシャトルサービスを行っており、移動の便利さも魅力です。大型リゾートとは違うアットホームな雰囲気で、気持ちよく休める宿として旅行者の評価が高い宿です。

トマムエリアの宿については、楽天トラベルで時期ごとの空き状況と料金を比較してみてください。雲海シーズン(6〜9月)は人気が高く、土日や連休は早めに予約することをおすすめします。料金は時期によって変動しますので、最新情報はご予約時にご確認ください。

まとめ

トマムのご当地グルメは、雲Cafeの雲モチーフスイーツ、北海道牛乳・ソフトクリーム、そして周辺エリアへ足を延ばすことで楽しめる富良野の野菜・スープカレー・メロンなど、北海道らしいグルメが充実しています。大自然の中で食べる北海道食材は格別のおいしさがあります。雲海テラスの絶景カフェを目当てに来て、周辺グルメも楽しんでいく欲張りプランがおすすめです。

トマムへのアクセスはJR特急(新千歳空港・札幌からトマム駅まで)が便利で、所要時間は札幌から約1時間30分です。ただし新幹線・特急の時刻は変わる場合があるため、最新の時刻表はJR北海道の公式サイトでご確認ください。旅の計画が決まったら、楽天トラベルで宿を早めに押さえておきましょう。